車のエンジンがかかりにくいのはなぜ?かかりにくい原因と対処法

長年乗り続けた車。ある日車を動かそうとするとどうもエンジンがかかりにくい・・・。さあ困りました。
このまま車を動かしても、いつか止まってしまうのでは?と不安になります。

車のエンジンがかかりにくい一番の原因は?どんな原因が考えられる?

原因がわかればそれを解決するだけですが、素人判断が危険なこともあります。
エンジンがかかりにくいと感じた時は、すぐに修理工場へ行ってみてもらいましょう。

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車のエンジンがかかりにくい一番の原因は?

車に乗って、よし出発しよう!と思ったら、なんだかエンジンがかかりにくいなぁと感じることありますよね。

エンジンがかかりにくい場合の主な原因は「バッテリー」であることが多いです。

  • ルームランプを消し忘れませんでしたか?
  • ヘッドライトをつけっぱなしにしませんでしたか?
  • キーの位置はしっかりとオフにしましたか?

上記に当てはまるようでしたら、バッテリーが上がってしまっている可能性が高いです。
また、上記に当てはまらない場合にはバッテリー液が不足していることが考えられます。バッテリー液の残量の確認方法は、以下の通りです。

  1. ボンネットを開けます。
    この際ボンネットが落ちてこないようにしっかりと固定しましょう。
  2. バッテリーには、液量の上限と下限の線が書かれています。
    上限と下限の線の間に液量があるか確認します。
  3. 下限を下回っている場合には、バッテリー液を補充しましょう。

また、バッテリーの寿命が原因であったり、外気温が低下している冬季などバッテリーの性能が落ちているときなども、エンジンがかかりにくくなることがあります。

バッテリーの寿命は、使い方にもよりますが、約3年が交換の目安です。3年経っても交換していないという方は、バッテリーの寿命が原因かもしれません。

一度、ディーラーや整備工場に持ち込みバッテリーを見てもらうことをオススメします。

車のエンジンがかかりにくい!他に考えられる原因は?

車のエンジンがかかりにくい場合、バッテリー以外にもさまざまな原因が考えられます。
そこで、どんな原因が考えられるのかご紹介します。

  1. 燃料不足
    セルは回るけど、エンジンが掛からない場合には燃料不足の可能性があります。
    燃料の残量を確認しましょう。また、ガス欠を連続して繰り返すと、モーターの潤滑がうまくいかずに故障してしまい、エンジンがかからなくなることもあります。
  2. 燃料以外
    燃料は入っているけどエンジンがかからない場合には、水温センサーや燃料噴射装置が故障している可能性が考えられます。
    ロードサービスを利用し、業者を手配しましょう。
  3. 燃料の入れ間違い
    燃料の種類を間違えてしまうと、エンジンの力が下がってしまい加速が遅くなります。
    また、煙も黒煙が出るようになり、結果的にエンジンが停止してしまいます。

冬になると車のエンジンがかかりにくいのはなぜ?

冬になると、エンジンがかかりずらく感じたことはありませんか?

冬にエンジンがかかりずらくなる主な原因は、バッテリーが関係しています。

車は、バッテリーを化学反応によって電気を発生させ、その電気の影響によりエンジンが掛かる仕組みとなっています。

ですが、バッテリーは寒さに対して耐久性は弱く、冬など低気温の時期は充分に放電できないことがあります。
充分に放電されない結果、エンジンが掛からなくなってしまいます。

エンジンをかけるためには、バッテリーから充分に放電をさせる必要があります。

バッテリーから充分に放電するためには、一度エンジンをかけエンジンを切ります。
数分後もう一度エンジンをかけてみてください。

こうすることで、バッテリーの活動が活発になり、車にエンジンをかけるための充分な電気が放電がされるようになります。

車のエンジンがかからない場合は?ケーブルの繋ぎ方は?

バッテリーが上がってしまいエンジンが掛からない場合には、他の自動車のバッテリーと自分の車のバッテリーをケーブルで繋ぎ、電力を供給してもらうことで、エンジンが掛かるようになります。

ケーブルとは、ブースターケーブルのことでホームセンターや車用品店で購入することができます。万が一のために、車に積んでおくと便利です。

また、ブースターケーブルの繋ぎ方の手順は以下の通りです。

※ジャンプスタートする際は、必ずエンジンは停止すること。
※感電の危険性があるため、素手ではやらないこと。

  1. 赤色のケーブルを故障車のプラス端子に繋げます。
    反対側を救援車のプラス端子へ繋げます。
  2. 黒色のケーブルを救援車のマイナス端子繋げます。
    反対側を故障車のエンジンの金属部分に繋げます。
  3. 接続が完了したら、救援車のエンジンをかけ5~10分程度充電させましょう。
  4. 充電後、故障車のエンジンを掛けます。
  5. 故障車のエンジンが掛かったら救済車のエンジンを停止し、同じ順番で取り外します。

また、充電は一時的な応急処置になり、バッテリーが弱まるとまたエンジンが掛からなくなる可能性が高いです。

ですので、エンジンが掛かったら速やかにディーラーや整備工場に持ち込み、バッテリーの交換をオススメします。

車のエンジンがかからない原因がわからない時は?

エンジンが掛からなくなる原因は、バッテリー以外にもさまざま考えられます。

原因不明の場合に、素人がこれだろうと予想して作業してしまうことは、壊れていない箇所を壊してしまったり、また、命に関わるようなことになる場合もあります。

詳しい原因がわからない場合の作業は危険ですので、ロードサービスを呼ぶか、ディーラーや整備工場に相談するようにしましょう。

また、走行中にエンジンが止まってしまう、いざ出発しようと思ったらエンジンがかからないなんてことが起こってしまうと困りますよね。

そうならないためにも、日常的に点検をすることを意識し、少しでも異変を感じたらすぐにディーラーや整備工場に持ち込み、早めの修理、部品の交換をするように心がけることが大切です。