交通事故に遭って車を修理しなくてはならない場合、どのくらいで修理が終わるのか期間が気になります。
ただ通常の修理と違い、交通事故が原因による修理の場合は、実際に修理に掛かる前に手順を踏まなければなりません。
また、年末やお盆の時期、破損部位によっては通常よりも修理期間が長くなることが予想されますので注意が必要です。
修理期間が短いところにしよう!と考えてしまいますが、修理期間だけで工場を選ぶのは避けた方が無難でしょう。
車の修理期間について詳しくご説明します。
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車の修理が開始される前の期間に行われること
都市部近郊以外に住んでいる人の大切な交通手段は「車」ですよね。
そんな車の破損は日常生活に支障をきたすことでしょう。
今回は、大切な生活の一部にもなっている車を壊してしまった時について詳しくお伝えしていきたいと思います。
交通事故を起こしてしまい車を破損してしまった場合
自宅の壁にぶつけたり縁石に乗り上げてしまった程度の故障であれば、簡単に何時間や数日で修理は終わるのですが、交通事故の場合は内容にもよりますがそう簡単に修理とはいきません。
まずは、自分の車の保険会社へ連絡します
ただし、過失の割合が10対0で全面的に相手が悪いのであれば保険会社と連絡をとる必要はありません。
「交通事故」というと、だいたいのケースで両者に過失が発生することが多いため、最初の保険会社へ連絡するという流れが一般的なのです。
事故車を持っていってもらう、又は自力で持っていく
車の側面が凹んだ程度であれば自分で持ち込むことは可能ですが、エンジン部分に大きな損傷を与えてしまっている場合は、レッカー車を呼んで運んでもらう必要があるでしょう。
修理会社に見積もりを出してもらう
レッカーしてもらった車(自分で持ち込んだ車)の修理金額の見積もりを依頼します。
その時に、程度に寄っては廃車にすることを勧められることもありますし、莫大な修理代金が発生することもあります。
車両保険に入っているのであれば、保険を使ったほうが得なのかどうかも含めて話しを決めていかなくてはなりません。
車の修理期間が長引く4つの原因
では、交通事故によって車を修理する時なぜたくさんの時間を必要とするのか紹介したいと思います。
修理が繁忙期と重なる場合
交通事故はいつ起こるかわかりません。
北日本では2月下旬から3月にかけて雪が溶け出し、道路も走りやすくなると同時に交通事故も多発してしまいます。
そして不運にもその時期はディーラーや一般の修理会社にとって、一年を締める決算月でもあるため多忙な修理会社に修理を依頼すると時間がかかるという現状に陥ってしまうのです。
その時期以外でも、車屋さんは定期的に決算セールと称してイベントを行っている事も多いため、修理に時間がかかってしまうという場面も少なくないのです。
保険会社と話し合いが進まなず修理にすすめない
交通事故で修理する期間が遅くなる理由として最も多いと言われているのが保険会社との手続きです。
保険会社の担当者もたくさんの顧客を抱えているため、様々な事態に対応していることが多く、連絡を入れても返答が遅い、なかなか回答が返ってこない…など気をもんでしまうような現状が待ち受けているのも1つです。
そのため、なかなか話が進まず、修理をしたいにも手をかけることができない期間が続き無駄に時間だけが過ぎてしまうという場合も少なくないのです。
交通事故は車の様々な箇所を確認する
簡単にコツンとぶつけてしまっただけの単独事故であれば、さほど時間はかからないものの交通事故となるとそうはいきません。
例えば、こちら側が全く悪くなかったとして車の破損が大きかったとします。
そんな時は相手方に保険で修理してもらうためにも、あらゆるところを点検してもらい破損を直してもらう場合が多くあります。
そうなると、異常があろうとなかろうと点検を行うためより時間がかかってしまうのです。
車の破損部位によっても修理期間が異なる
他にも、期間が遅くなる理由はまだあります。
修理する破損箇所によって、修理期間は大きく違ってくるのは知っていましたか?
パーツ別修理期間
フロント、リアバンパー
それぞれ3日前後
ドア
1週間弱
ガラス部分
2週間程度
エンジン
1週間程度
上記の目安の日程はあくまでも修理が始まってから順調に行った場合の日数ですので、不具合が大きければ大きい程より時間がかかることも頭には入れておいて下さいね。
車の修理期間が長引くようなら廃車にしてしまうのも方法の一つ
修理を依頼する業者でなかなか修理ができない、または見積もりの段階で何ヶ月もかかる場合があると告げられた時、「廃車」という方法もあります。
交通事故の場合、見た目は大した事が無いように思えても実は「廃車」にするケースが多いのも特徴なのです。
その時は、廃車専門の業者に依頼しますが、対応をテキパキとこなしてくれる業者を選ぶ事も早く交通事故の処理を終わらせる重要なポイントにもなるでしょう。
業者に依頼して廃車を手続きすることは簡単ですが、任意保険だけは自分で解約する必要があるので覚えておいてほしいと思います。
車の修理期間だけで工場を選ぶのではなく、信頼できる工場に依頼しよう
最後になりましたが、車を修理するにあたって、どのような業者に修理を依頼することが望ましいのかお伝えしたいと思いますので参考にしてみて下さい。
修理依頼は何よりも信頼が1番
車の修理は決して安いものでは無いため、見積もりを何社からかとった中でも1番安い、1番修理が早いなどの理由で業者に頼むケースは少なくありません。ただ、本当にそれで大丈夫だと思いますか?
確かにその場は安価で済んだり、迅速な修理対応に満足するかもしれません。
問題はその後です。
信頼を1番に考えず修理を行った結果、完全に直りきってなかった、修理中に余計な部品代がどんどん加算され結局高くついてしまった…なんて話しも少なくないのです。
わたしがお伝えしたいのは、どこに重きを置くか…です。
本来は、事前に価格の事も期間の事も明確に話し合っておく必要があるのです。
ただ、誰しもが予測してなかった事態も起こりかねないので、何よりも大切なのは「信頼」だとお伝えしているのです。
業者と客の関係性ではありますが、もとをたどれば人と人の付き合いです。
それじゃなくても大変な車の破損ですので、何よりも信頼のある業者に依頼するということが1番大切なのではないか…とわたしは思います。