長時間車を運転していると、だんだん乗り心地も悪くなってしまいますよね。
だからといって高級車に乗り換えするわけにもいかないし…なんとか簡単に乗り心地を良くする方法ってないのでしょうか?
自分の車をもう一度チェックしてみませんか?車の乗り心地を良くするためのアイデアとグッズについて説明します。
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タイヤで車の乗り心地を良くすることができるってホント?
車の乗り心地を良くしたいと思った時、まず思い浮かぶのはシートにクッションなどを置くということではないでしょうか。
もちろん、クッションなどのグッズも乗り心地を良くするのに効果を発揮しますが、実は車を支える「タイヤ」も重要なポイントということをご存知でしょうか。
まず、大切なことはタイヤの空気圧です。
タイヤは正しい空気圧に設定されているでしょうか。
空気圧が低すぎると、路面をなめらかに走れなくなり、少しの段差でも衝撃が車内に伝わりやすくなります。
また、走る際の走行音も大きく響きますので、これも乗り心地を悪くする原因のひとつです。
逆に空気圧が高すぎると、タイヤが路面を跳ねるように走るため、接地面積が少なくなり、止まりにくくなったり、曲がりづらくなってしまうのです。
つまり、グリップが悪い状態ということです。
それぞれの車ごとに規定の空気圧が設定されており、通常は運転席のドアを開けたところに記載されています。
その既定値にタイヤの空気圧を設定することで、その車の性能が最大限に活かされるということになります。
ガソリンスタンドに寄る際には、定期的にタイヤの空気圧をチェックするようにしましょう。
また、タイヤのホイールのサイズを1サイズダウンして小さくすることで扁平率の高いタイヤになり、走る際にタイヤの空気が多くなるのでクッション性が高まり、乗り心地がよくなるということがあります。
車の乗り心地を良くするためには部品の交換が必要?
車の乗り心地が良いというのは、どのような状態のことでしょうか。
一般的には、路面を走行していても、静かでスムーズに走れるということと答える人が多いのではないでしょうか。
車を支える部品も、車の乗り心地を左右する場合があります。
まず、「スプリング」という部品です。
スプリングの仕様によって、乗り心地は変わってきます。
現在、ほとんどの車には、コイルスプリングが採用されています。
コイルスプリングとは、螺旋状にまかれた金属製のバネのこと。
このバネの伸縮性を利用して、車は走行しています。
凸凹のある道路ではバネが縮むことで車体にかかる力を吸収し、押し戻すという作業を繰り返すことで、スムーズな走行が出来るのです。
このスプリングの硬さはスプリンググレードと呼ばれ、この値が高ければ高いほど車が走行する際の安定性は良くなりますが、逆に乗り心地は良くないということになります。
車によって、このスプリングプレートの適正値が設定されていますので、自分の車に合ったスプリングプレート値に設定することが大切です。
また、スプリングが伸縮する動きにブレーキをかけてコントロールするという大切な役割の「ダンパー」という部品があります。
ダンパーにはオイルが入っていて、このオイルが古くなると上手く衝撃を吸収しなくなってしまいます。
ダンパーの定期的なオイル交換は乗り心地を左右するのには大切なことです。
中古の車の乗り心地を簡単に良くする方法とは?
車の乗り心地を考えた時、中古車だからといって諦めてはいませんか?
新車か中古車かに拘らず、車の乗り心地は今より改善することは可能です。
中古車の場合、車の乗り心地の悪さを改善するには、タイヤを変えることと、サスペンションの交換です。
この2つをするだけでも、乗り心地は快適になります。
中古車を買ったら、タイヤは以前の利用者が使った物が付いているか、もしくは状態の良いタイヤが付いていた場合でも、販売前にタイヤだけ交換されてしまうということもあります。
そのため、タイヤは新しいものを揃えることが必須とも言えます。
タイヤは外側から見えるので、どんな状態の物であるかというのは見ればわかりますが、さすがにサスペンションは乗ってみないとわからないことが多いです。
サスペンションとは、車の基本動作とも言える「走行」「曲がる」「止まる」という動作の性能を高める部品のことで、これが古くなっていると走行時や止まる時に踏ん張りがきかなかったり、路面の衝撃がそのまま伝わってくるなど、乗り心地の悪さはわかりやすいとも言えます。
運転に慣れている人であれば、サスペンションが古いなとすぐに分かることがありますが、乗り慣れていない人は判断がつかないこともありますので、中古車の購入を迷っている際は、運転に慣れている人に同乗してもらい意見を聞くということもおすすめです。
車の乗り心地が悪いと感じる時に考えられる原因とは?
車の性能によっても乗り心地は違いますが、どのように乗り心地が悪いのかという症状を調べると、原因が分かる場合があります。
車は、1台につき数万個というパーツから構成されています。
各部品の働きに不具合があれば、人間の体と同じように症状となって現れます。
乗り心地が悪いと感じることが多い事柄の中に、走行時にゆらゆらしたり、フラフラするということがあります。
この場合、ショックアブソーバーやアッパーマウントという部品の劣化、もしくはオイル漏れなどがおもに考えられます。
これらの部品は、車の振動を吸収して抑えてくれる装置のことです。
下からの突き上げや、路面を走っていてゴツゴツする場合も、これに当てはまります。
また、微振動や、上下のガタツキが気になる場合、ボディ剛性が低下していることやアッパーマウントの劣化及びゴム類等の劣化が考えられます。
一概には言えませんが、症状を突き詰めていくことで、原因となる部分が見つかるということがあります。
車の乗り心地はクッションで変わる?
運転していて、走行時の振動が気になる時に手軽に乗り心地の良さを手に入れたい場合はドライバー用のクッションがおすすめです。
車の元々のシートでは、どうしても隙間が出来てしまうもの。
そして運転する時は、長時間同じ体勢でいることが多いので、体のあちこちに負担が強いられ体の部位を痛めてしまうことがあります。
腰痛持ちの人は、特に長時間座りっぱなしという状況は厳しいですよね。
そのような人は、腰から背中にかけてサポートしてくれるタイプのクッションがおすすめです。
正しい姿勢に自然と修正してくれて、体の負担も少ないため、楽に運転することが出来ます。
また、運転中は歩行者や車などあらゆる方向に注意を払う必要があるため、首周りをサポートしてくれるクッションも人気があります。
首をしっかりホールドしながら、楽な体勢で運転できるため、特に長時間運転する人にはおすすめのクッションです。