小さなお子様がいるご家庭などは、車の中も汚れてしまいますよね。
シートにこぼすお菓子の欠片や、ジュースのシミ、知らず知らずのうちに汚れていくものです。
そんな車のシミに気付いた時には、やはり早めにシミ取りをするのがおすすめです。
時間がたってしまうとより落ちにくくなってしまいます。車のシートに付いたシミ取りの方法をご紹介します。
見た目にはそれほど汚れていないように見えるシートにも、以外に汚れが潜んでいます。
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汚れが付いたばかりの車のシートのシミ取り方法
シミ取りに使えるもの
車のシートにジュースをこぼしてしまったり、食べ物を落としてしまうことありますよね。汚してすぐや、数日後でも意外と簡単に落とすことが出来るのです。
我が家の車には「ウエットティッシュ」を積んでいます。汚れは普通のティッシュでも拭き取ることが出来ますが、ウエットティッシュは水分を含んでいるので、シートの目に入り込んでシミを汚してしまった直後だと浮かしてくれるのです。除菌効果がある物だと臭いも防いでくれます。
シートの汚れは浮かせて綺麗にする
汚れで出来てしまったシミを落とすには汚れを浮かせることが大切です。自宅に帰ってから出来る簡単なシミ取り方法は「蒸しタオル」を使うことです。
蒸しタオルを簡単に作る方法を教えます。掃除用のタオルを水で濡らし軽く絞り、おしぼりのように丸めてレンジの中に入れます。500ワットで30秒温めて出来上がりです。出来上がった蒸しタオルを出来てしまったシミの上に置いて汚れを浮かせて取りましょう。
車のシートのシミ取りに重曹を使う方法
車のシートのシミ取りに重曹を使う方法もあります。用意するものは重曹水、タオル、手袋です。重曹水とは重曹を水に溶かしたものです。市販で売っている物のありますし、自分で手作りしてもいいです。
シート掃除用重曹スプレーを自分で作る場合
粉の重曹とスプレーボトルを用意します。水100mlに対して5gの重曹を入れよく振ります。重曹水の出来上がりです。タオルは拭き取るために使います。重曹水を使う時は、掃除用の手袋を使いましょう。手が荒れる場合があります。
重曹は弱アルカリ性の物質です。油汚れを分解し、タンパク質を溶かしてくれます。なので食べこぼしの油よごれ、手あか、汗、タバコのヤニや黄ばみ、車内の消臭に効果があります。車内で飲み物や食べ物はいくら気をつけていても、こぼしてしまうことがあります。そんな時に重曹スプレーで汚れを落として見て下さい。
車のシートのシミ取りにはセスキ炭酸ソーダもおすすめ
車のシートについたシミ取りにはセスキ炭酸ソーダもオススメです。作り方はセスキ炭酸ソーダ5gにお湯を500ccをスプレーボトルに入れて振ります。そして汚れた部分にまんべんなくスプレーをします。タオルを使い優しく汚れを書き出すように汚れを拭き取ります。最も大切なのは、ドライヤーで乾かすことです。しっかり乾かさないとカビが発生したり、車内が嫌な臭いになってしまうこともあります。
自宅が戸建てじゃなかったりするとドライヤーをかけることが難しいですよね。そんな場合はガソリンスタンドにあるバキュームを利用して強風で乾かすこともできます。セスキ炭酸ソーダはアルカリ性なので皮脂汚れなども落とすことができます。我が家の車のシートはタオルが黒くなるほど汚れていました。ビックリです。
本革シートの汚れを落とす時には
車の本革シートのシミ取り方法
本革はとても繊細で加工がされているので普通の革の手入れ用品と同じ物を使うことは出来ません。汚したらすぐに拭かないといけないのが本革です。用意するものはティッシュもしくは布。
方法はティッシュもしくは布で汚してしまった部分を優しく拭き取ります。本革は水分を吸わないので、乾拭きで汚れを落とすことが出来ます。しっかり乾燥させることが出来ない時は、シートを水拭きしないようにしましょう。汚してすぐの場合は応急処置で落とすことが出来ます。
時間が経ってしまいったり、汚れのひどいものは専用の物を使わないと素人には難しい場合もあります。家にある中性洗剤を使い汚れを落とす方法もあります。スポンジに中性洗剤を少量の水を含ませ泡立てます。水は出来るだけ絞りましょう。シートにスポンジを当てて、何度か擦り汚れを浮かせます。そしてタオルで拭き取りしっかり乾燥させます。
ゴシゴシ擦ってしまうとシートが傷んでしまいます。あまり無理をしないようにしましょう。どうしても汚れが落ちない場合は業者さんにお願いするしかありません。
車のシートのNGな掃除方法とは
車のシートを掃除する場合
掃除機をかけた後にコロコロを使って掃除をしている人いませんか?この方法はあまりオススメ出来ません。掃除機をかけた後に、コロコロで念入りに掃除をしている人を見かけることがありますが、この方法は逆効果なんだそうです。
髪の毛やペットの毛、埃などを取ってくれるお掃除用「コロコロ」を使いシートを掃除している人も多いはずですよね。粘着機能がシートにつくので、その上に落ちた髪の毛や埃が余計に残ってしまいます。車内の掃除にはエチケットブラシを使うことをオススメします。もしエチケットブラシがないと言う人は、トイレットペーパーの芯やサランラップの芯に輪ゴムを何本か巻いてものでシートをコロコロすると同じ効果があります。
掃除をしているといつ出来たかわからないシミを発見することもあります。シミ取りする場合は蒸しタオルを使うと汚れが取れやすくなります。その後に除菌効果のあるウエットティッシュで拭いてあげるとより効果があります。