車のテレビアンテナの感度が悪いときにはどんな原因が考えられるのでしょうか?停車をしていてニュースを見ているとき、子供がアニメを見たいときに限ってアンテナの感度がいまいち…なんてことありますよね。
そんなときには、まず配線を見てみましょう。
アンテナの感度がよくないときの対処方法や感度を上げる方法を紹介します。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
車のエンジンがかかりにくいのはなぜ?かかりにくい原因と対処法
長年乗り続けた車。ある日車を動かそうとするとどうもエンジンがかかりにくい・・・。さあ困りました。...
車のエンジンからキュルキュル音がする原因を理解して対処しよう
車で出かけようと思った時にエンジンからキュルキュル音が聞こえると、故障したのかと不安になってしまうの...
スポンサーリンク
テレビアンテナの感度がいまいち…まずは確認
あたりまえ過ぎてあり得ないと思われるかもしれませんが、配線の挿し忘れを確認しましょう。
世の中には家電製品でもコンセントを挿し忘れて「電源が入らない!」と大騒ぎする人がいるくらいですから、きちんと配線が接続されているか見てみましょう。
例えば「地デジ12セグ対応」のカーナビの場合、車用のテレビアンテナは4本が必要です。すべてがきちんと接続されているかどうか確認して下さい。
感度が悪い時はリセットと初期設定のやり直しをする
配線やその他の設置は正しいはずなのにアンテナの感度が悪い場合は、シンプルに初期設定をやり直してみて下さい。受信電波の初期スキャンで不具合があったことで上手く受信出来ない状態であれば、スキャンのし直しで改善できる可能性があります。
それでもだめな場合はリセットを行って完全に初期化しましょう。リセットボタンが無いタイプのカーナビの場合は、電源コネクタを抜いて電源を落とします。10分程度置いてから再度電源を入れて初期スキャンからやり直して下さい。
車のテレビアンテナの感度が悪い原因
フィルムアンテナを正しく使っていない場合、感度が悪くなるケースが考えられます。
●テレビアンテナの貼り方を確認
フィルムアンテナを貼る場合に、プラスとマイナスの向きを逆にしていないでしょうか。取扱説明書にきちんと目を通して正確に設置しましょう。
中古品の場合に詳細説明が無いこともありますが、インターネットで検索するとマニュアルが公開されていることがあるので探して確認してみましょう。
まさかの…○○○剥がし忘れ
フィルムアンテナは使用前に剥離紙に張り付いた状態です。この剥離紙を剥がして貼り付けるのは当然のこと。
ですが、実際に剥離紙を剥がし忘れたままフィルムアンテナを貼り付けてしまった人はいるのです。
その上で「なんだかテレビアンテナの感度が悪い…」と、アレコレ調べた結果がまさかの剥離紙。冗談のような本当の話なので、まさかと思わず確認してみてください。
とくに剥離紙が白い紙ではなく無色透明のフィルムのタイプは要注意ですね。
車のテレビアンテナの感度を上げる方法
車のテレビアンテナの感度が悪くてストレスを感じてしまうというのであれば、思い切って高性能なタイプに買い替えてみるのはいかがでしょうか。
感度が悪い時はブースター搭載の機器を使う
後付けできる車専用のワンセグアンテナで受信電波を増幅してくれるブースターを搭載しているタイプのものなら、確実に感度を上げることができるでしょう。
また、フィルムアンテナでもブースターを用いているものがあります。
予算に余裕があればフルセグチューナーを
確実に感度を上げるなら、地デジ用のフルセグチューナーを使う方法があります。これなら車での移動中でも画面映りが非常にきれいな状態でテレビが見られます。
問題は少々高価という部分でしょうか。
テレビアンテナの場所でどこが良いかは車によって違います
自動車には、様々な配線があるため設置する場所や設置方法によっては、互いに干渉し合うことで影響が出る場合が考えられます。
電源の配線に干渉が起こらないように配線の位置を考慮して、場合によっては固定する必要があります。
多少の不具合や不便な程度で済めばいいのですが、GPS配線で干渉が起こった場合では特にETC車載器への影響に注意が必要です。
ETC車載器が正しく動作しないと高速道路で通過ゲートに衝突してしまう事故になりかねません。何らかの配線を追加する時は、GPS配線から十分距離と取った上で設置しましょう。
車載アンテナでは、送られてた電波をそのまま受け取る以外にも車の車体そのものに反射した電波を受信している場合もあります。つまり車体の形状によって受信する電波の状態にも違いがあります。
自分でテレビアンテナを設置するのであれば、仮止めして電波の受信状況を見ながら何度か位置を変えて確認してみましょう。
車のアンテナの感度が悪いなら買い替えも検討しましょう
車を買い替えた時に、カーナビは外して新しい車に付け替える場合もあります。フィルムアンテナを剥がす場合には無理やり爪で引き剥がそうとせずに丁寧に剥がしましょう。
カッターの先を使ってフィルムの端を浮かせると剥がしやすくなります。糊の跡はきちんと拭いておきましょう。
このように車の買い替えでカーナビの引っ越しをした場合、古いフィルムアンテナだと受信感度が悪くテレビの映りが良くないことがあります。
この場合は、素直に新品のフィルムアンテナを購入しましょう。
もったいないという気持ちはわかりますが映りが悪くてイライラしたり、見たい番組が見られないストレスを感じ続けるくらいなら業者にお願いしましょう。
子供と一緒に出かける際には必須アイテムになった車でのテレビ視聴。どうせ見るならやはり画面はクリアに見やすい状態で見たいものです。
フィルムアンテナはネットで探せば数千円で入手出来るものもあり、だったら自分で!という人もいると思います。
配線などの設置作業に詳しい場合はいいのですが、聞きかじりで作業するとうまくいかないことも。
価格と確実性、どちらを重視するか考慮することが必要ですね。