高校の出席日数は推薦にどのくらい影響するのか知っていますか?例えば、大学から推薦枠を与えられた指定校推薦を狙っているなら、特に出席日数には注意しなければなりません。校内での選考を通過してなんとか推薦枠を勝ち取りたいあなたのために、合格を手にするための注意点について考えていきます。
そこで、高校の出席日数と推薦の影響について、指定校制推薦は特に影響が大きいことや出席日数はしっかり把握するべきこと、指定校推薦を狙う上での評定平均値を上げるための注意点や校内推薦が決まっても気を抜いてはいけないことなどお伝えしていきましょう。
これで、高校の出席日数が大学推薦にどれだけ影響があるのか、大切なことがわかるでしょう。もちろん、成績も気が抜けませんのでしっかりと励んでください。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
中学生に勉強をやる気にさせる方法!やる気スイッチを入れるコツ
子供が中学生になったのに、家で全然勉強をしないとお悩みの方はいませんか?中学生になると、家庭学習...
PTA役員決めの方法でトラブルが少なくてすむ方法と出来ない時
会長・副会長・書記・会計・会計監査・・・。コレってなんの事だと思いますか?学校のPTAの組織...
中学生が勉強しないと将来が心配!親ができるやる気の引き出し方
中学生なのに勉強しないと将来の子供がどうなってしまうのか、親なら誰でも心配になるものです。子供が心配...
大学がつらいのは友達がいない事。ぼっちの心境と友達を作る方法
大学生活は楽しいものだと思って行ってみたら、実際は友達がいない、なかなか出来ない。もしかして...
女に学歴はいらない?学歴が結婚の弊害になる?高学歴女性の悩み
学歴がない物からすれば、高学歴というだけで尊敬してしまうものですが、男性はともかく、女性で高学歴なの...
スポンサーリンク
高校の出席日数は大学の推薦に影響する場合もある
高校の出席日数は大学推薦入試に影響するのでしょうか。
もしもあなたが高校を休みがちで、大学の公募推薦を狙っている場合、欠席日数が推薦入試に影響を与えるかどうかについて、とても気になると思います。
もしも大学側が高校での欠席日数の制限を設定している場合
制限された日数以上休んでいると出願資格を満たすことができません。
欠席日数が多く気になる場合は、志望する大学の出願基準を前もって確認しておくことが大切です。
出願基準に欠席日数がなければ、あまり気にしなくても大丈夫です。
AO入試でも大学の公募推薦と同様に、出席日数や欠席日数が関わってくる場合もありますが、常識の範囲内であれば大きな問題になることはありません。
欠席日数に条件がなければ、あきらめることはありません。推薦入試を受けることはできます。推薦入試では日頃の成績と熱意が重要です。
大学の指定校制推薦は特に高校の出席日数の影響が大きい
では、大学の指定校制推薦の場合の高校の出席日数の影響はどうなのでしょう。
指定校推薦は公募推薦に比べて調査書の評価を大切にするので、残念ながら欠席が多いことはマイナス要素になってしまうと言えます。
指定校推薦の場合は、その学校によって1人~数名と人数も制限されています。まずは高校の中で選抜されなくてはいけません。指定校推薦の条件に欠席日数の制限があった場合は、校内の選考対象から外れてしまいます。
そもそも指定校推薦は、大学から推薦枠をもらえた高校からしか出願することができないのです。前の年までは指定校だったとしても、翌年も当然のように推薦枠がもらえるとは限りません。
実際、私も志望大学の指定校推薦を狙っていたのですが、私の年からその大学の指定校枠がなくなってしまいました。
指定校推薦を狙う場合
出席日数のかくにも必要ですが、まずは自分の高校が志望大学の指定校推薦の対象になっているのかの確認も忘れずに行いましょう。
校内で選抜される基準は、学校によって違いますが、一般的には1年生から3年生の1学期までの成績が重要になります。
その他、部活や課外活動、出席日数、授業態度などを判断して選ばれることになります。
もし指定校推薦を受けることができれば、合格率は相当高いものになります。ただし、何が合っても必ず合格するとは限りませんので、ご注意ください。
大学推薦を狙うなら高校の出席日数はしっかり把握しましょう
大学推薦を狙うなら高校の出席日数はしっかり把握しましょう。
先ほど書いたように、公募推薦の欠席日数の条件は、それぞれの大学によって違いがあるものの、休みすぎという人以外はクリアするのが難しい数字ではないところが多いと思います。
欠席日数が全く関係ないというわけではなく、書類選考や面接において加味される可能性はゼロではありません。
はっきりとしているのは、欠席日数は少ない方が有利だということです。
志望大学側が欠席日数を条件にしていないのであれば、自分自身の出席日数くらいはきちんと把握して、高校を無事に卒業できる程度に欠席数を抑えていれば問題ないのではないでしょう。
評定平均値を上げるためには提出物もきちんと出すこと
指定校推薦を狙う上での注意点
先ほども書いたように指定校推薦で重要なのは、1年生から3年生の1学期までの成績です。成績とはズバリ各教科の評定平均のことを言います。
これは指定校推薦だけに限ったことではありません。公募推薦でも同じことが言えますが、推薦で大学入学を目指すなら、5段階評価では少なくても4.0以上、レベルの高い大学になればなるほど、できるだけ5に評定平均を近づける努力をしましょう。
指定校でも公募推薦でも、評定平均が高い生徒から優先されるものです
そのため、高校に入学して間もない頃から、コツコツと努力を積み重ね、授業態度や提出物をしっかり出すことにまで気を配る必要があります。
推薦入試は、日頃の努力が欠かせないものです。
そういった意識を早くから持つことで、受験を有利に乗り切りましょう。
努力することは大切です。
校内推薦が決まっても気を抜いてはいけません
校内推薦が決まっても、素行によっては推薦取り消しもあり得ます。
指定校推薦は、校内選考を通過すれば、合格がほぼ約束された入試制度です。余程のことがない限り合格を取り消されることはありませんが、中には取り消されてしまう例もなくはありません。
最後にここでは、合格が取り消されてしまう理由を説明します。
指定校推薦は高3の秋頃までに校内選考が行われ、大学での面接などを終え合格が決まります
学校にもよりますが、合格後よほど成績が下がったり、赤点を取ったとしても、そんなに心配する必要はないでしょう。
ただし、高校を卒業できなかったり、大きなトラブルなどの問題を起こした場合は、高校の代表として相応しくないという判断になり、合格が取り消されてしまいます。
指定校推薦入学者は、在学している高校の代表です。大学に入ってからも大きなトラブルを起こすと、翌年から指定校推薦枠がなくなり、後輩たちに迷惑をかけてしまうこともあるので、自覚を持ちながら過ごしていきましょう。