ボウリングのボールは、メンテナンスをするかしないかでスコアに差が出るって知っていますか?
投球直後、毎回の練習後、それ以外で定期的に行いたいメンテナンスなど、マイボールを維持させるためにはメンテナンスをマメに行うことが大切なのです。
では、どのようにメンテナンスを行うといいのでしょうか。メンテナンスを行う際の注意点とは?
ボーリング場にボールを持ち込んでメンテナンスをお願いするのも方法の一つです。
有料ですが、一番手軽で安全です。
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ボウリングをした後に行いたい、ボールのメンテナンス方法
マイボールを手に入れたら、使用後のお手入れは毎回欠かさないようにしましょう。
自分でできる簡単なお手入れを紹介しますので、参考にしていただけたらと思います。
ボウリング場では、備え付けのタオルが用意されていますが、マイボールをお持ちの方は、自分専用のタオルを併せて揃えておくことをおすすめします。
投球後には、お気に入りのタオルを使って、ボールを拭きましょう。
マイクロファイバーのタオルや革素材のものがオイルや汚れを取りやすいのでおすすめですよ。
ボウリング場を出る前には、「クリーナー」を使ってボールのメンテナンスをします。
クリーナーをボールに吹き掛けて、タオルで拭き上げます。
ボールについたオイルや汚れをしっかり落としましょう。
クリーナーはボウリング場でも売っています。ウレタンボール用のクリーナーで良いと思います。
30ゲームを目安に、ボールに染み込んだオイルを「オイルリムーバー」で取ることも大切です。クリーナーだけでは取り切れなかったオイルを溜め込まないように、ボールにリムーバーを塗って15分程度放置した後、拭き取りましょう。
ボウリングのボールを長持ちさせるメンテナンス、自宅でできるオイル抜きの方法
次に、自宅でできるオイル抜きの方法を紹介します。
オイル抜きとは、クリーナーやリムーバーを使っても取りきれなかった、ボールに染み込んだオイルを取り除く作業のことです。
100ゲーム以上ボールを投げて、ボールの曲がりが悪くなったと感じる場合には、一度試してみると良い方法です。
ボウリングのボールのオイル抜き方法
用意するもの
- ボール
- ボールが入る大きさのバケツ
- お湯
- タオル
- クリーナー
手順
- ボールをクリーナーで磨きます。
- お湯を沸かしてバケツに入れ、45~60度になるように調整してください。(高温だと、ボールが破損します。)
- ボールを入れて、そのまま30分程度放置します。
- ボールを取り出し、タオルで水気を拭き取ります。
- クリーナーで再度ボールを磨いたら、穴の部分を下にしてしっかり乾かし、完了です。
オイル抜きは必要な作業ではありますが、ボールに負担がかかる作業でもあります。
必要以上にオイル抜きをするのはやめましょう。
ボウリングのボールのメンテナンスでオイル抜きを行う場合の注意点
レーンのオイルを吸収すると、ボールは曲がりにくくなったり、動きが鈍くなったりして、ボールの機能性が衰えてきます。
そのため必要になるのが、先程紹介したオイル抜き。
一度オイル抜きをすれば、買ったばかりの時のような、すばらしい動きのボールに元通りです。
しかし、オイル抜きをするときには、注意が必要です。
お湯の温度が高すぎたり、ボールを温めすぎると、ボールにヒビが入ったり、ひどいときには真っ二つに割れてしまったりすることもあり、ボールを傷つけます。
特に、一定方向からのみ温めたりする時にはこの劣化が起こりやすいので、注意して下さい。
プロの場合には定期的なオイル抜きをしますが、一般的なプレイヤーの場合には、100ゲームを目安にします。
オイル抜きの回数が増えれば増えるほど、ボールへの負担がかかりますので、自己判断のみでのオイル抜きは危険です。
ボウリングのボールのメンテナンスはボウリングセンターに頼むのが一番手軽でオススメ
自分で行うオイル抜きには、リスクが伴います。
ボウリング初心者や、マイボールを買ってすぐの方は、無理に自宅でメンテナンスをしようとせず、プロにお願いするのも一つの手です。
ボウリング場には、専用のオイル抜き装置が設置されていることが多いです。
自宅でのメンテナンスに比べれば費用は割高ですが、2000円以内で行うことができますし、自分で行うよりも安心感がありますので、一度試してみてはいかがでしょうか。
専用の機械に入れたら、30分ほどでオイル抜きの作業が終わります。
拭き取って、クリーナーで磨くだけできれいになるので、おすすめの方法ですよ。
作業がよくわからない場合には、ボウリング場のスタッフに尋ねることもできます。
自宅で一人不安になるよりも、身近に聞ける相手がいたほうが安心できますよね。
慣れるまでは、ボウリング場でのメンテナンスを習慣にするとよいでしょう。
ボールをメンテナンスするとしないとでスコアに差が
ボールのメンテナンスの有無は、スコアにも差がでます。
しっかりとオイル抜きをされたボールの方が、アベレージの値も、ストライク数も、連続ストライク率もアップするのです。
ラッキーストライク率が高くなるため、連続ストライクにつながりやすいとも言えます。
オイルが飽和状態になっているボールでは、触った状態ももちろんヌメヌメとしますが、ボールのキレが悪かったり、曲がらなかったりということが多く、ボールのコントロールが上手く出来ない状態になります。
良いスコアを目指したいのであれば、オイル抜きは大切なんですね。
また、定期的なメンテナンスは、ボールの寿命を長くするのにも役立ちます。
メンテナンスを怠っているボールは、ヒビが入りやすくなったり、劣化が早くなってしまうため、長持ちしません。
こまめなメンテナンスを心がけ、お気に入りのマイボールでボウリングを楽しみましょう。