相撲の観戦のマナーを確認。座席の種類と席によって違うマナー

テレビでの相撲観戦も楽しいですが、機会があったら会場での生観戦も臨場感を味わうことが出来ておすすめです。

相撲にも観戦のマナーはあります。初めて行くという方はこちらで確認してください。

まずは、座席の種類と特徴からみていきましょう。

飲食や写真撮影は出来るのでしょうか?

溜席・マス席など座席によって、マナーに違いがあります。

その他の相撲観戦のマナーをご紹介します。

観戦にはどんな物を持って行くと良いのでしょう?あると便利な物を紹介します。
また服装も気になりますね。おすすめの服装についても参考にしてみてください。

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相撲の座席の種類と観戦マナーについて

大相撲のテレビ中継を見ていると、土俵に近い座席に座っている観客の姿がたびたび映し出されますよね。あの土俵際の席のことを「マス席」だと勘違いされている方も多いと思いますが、実際には「溜席(タマリせき)」という名称だということをご存知でしょうか?あまり相撲に詳しくない方の中には、初めて聞くという方も多いと思います。

ここではまず、それぞれの座席の名称と観戦マナーについてご紹介していきます。

  • 溜席
    溜席は通称「砂かぶり席」とも呼ばれ、相撲ファンにとっては憧れの座席です。力士のぶつかり合う姿を間近に見られるだけでなく、細かい表情や息遣いまでも伝わってくるので、相撲を生で観戦する醍醐味を味わうことができます。
    溜席では、靴を脱いで座布団に座って観戦します。この席では、飲食や写真撮影も禁止されていますので、初めての方はご注意ください。
  • マス席
    溜席の後方にあるマス席では、4人ごとに区切られたスペースの中に、それぞれ座布団を敷いて座るため、ここでも靴を脱ぎます。マス席での飲食や写真撮影は可能です。
  • 椅子席
    マス席後方の椅子席は、相撲観戦初心者にも気軽に楽しめる座席です。靴を履いたままラクな姿勢で観戦することができますので、長時間膝を折って座るのがツライという方にはこちらの席がオススメです。
  • 自由席
    土俵から一番遠い自由席は、当日に早いもの勝ちで席を確保する必要があります。他の座席と比べると値段が安いうえに、会場全体の雰囲気を体感することができるというメリットもあります。

相撲のマス席での観戦マナーを詳しく紹介

溜席では飲食が禁止されているのに対して、マス席では、飲食が許可されていますので、会場内でお弁当やビールを買い込んで、飲食しながら観戦することも可能です。ここではアルコールを飲んでもOKなのですが、飲み過ぎて周囲の観客に迷惑をかけないように注意が必要です。

靴を脱いで座布団に座って観戦するため、長めのブーツや脱ぎ履きに時間のかかる靴は避けましょう。靴は座席の下に収納しますので、その辺も考慮して、収納しやすい靴にすると良いですね。また、トイレや売店などの館内を頻繁に利用することを考えると、スニーカーなどの歩きやすい靴がオススメです。

マス席での写真撮影は可能ですが、三脚を使って撮影することはできませんのでご注意ください。スマートフォンや携帯電話はマナーモードに設定し、取組の妨げにならないようにすることも重要です。

また、取組中は席の移動が原則禁止されていますので、途中で席を立つことは控えましょう。

大相撲中継で時折見られる座布団を土俵に向かって投げ入れる光景ですが、本来は危険行為として禁止されていますので、くれぐれも周囲に紛れて自分も…とはならないようにしてくださいね。

相撲の観戦の時に持っていくと良い物

  • 双眼鏡
    相撲観戦の必需品と言えば、双眼鏡です。溜席のように土俵の近くから観戦できればよいのですが、それ以外の座席ではやはり、肉眼だと力士の細かい動きや表情までは見ることができませんので、双眼鏡があると便利です。双眼鏡があれば、後方の自由席からでもハッキリと力士の姿を見ることができますので、より臨場感を味わうことができます。本格的な大きくて重たいものは持っていくのが大変ですが、今ではよりコンパクトで性能の良いものがたくさん販売されていますので、ぜひ検討してみてください。
  • カメラ・ビデオカメラ
    溜席以外では写真撮影やビデオ撮影が許可されていますので、自宅に帰ってからも思い出として楽しみたい方は持参されると良いでしょう。マス席では取組中のフラッシュ撮影は禁止されていますのでご注意を。
  • カーディガンや扇子など場内は空調が完備されていますが、観客の熱気で熱くなったり、反対に寒く感じるという方もいますので、羽織ものやひざ掛けなどで調節しましょう。暑がりの方は扇子や汗ふきタオルなどもお忘れなく。

相撲の観戦のときにはどんな服装がいい?おすすめの服装を紹介

テレビ中継に映し出される溜席の観客の中には、スーツや着物でビシッと決めている方も数多く目にしますが、基本的には相撲観戦にはどのような服装が良いといったような決まりはありません。着物を着た方の隣に、ものすごくラフな服装の方が座っていることがあるのもそのためです。

何を着ていっても良いとは言っても、やはり相撲観戦に適した服装もあります。ここではとくに、椅子のない席に座る方向けのオススメの服装をご紹介します。

靴を脱いで座る座席では、膝を折って長時間同じ姿勢で座る必要がありますので、できるだけラクな服装のほうが良いでしょう。パンツであればあまりピッタリとしすぎず、適度にゆとりのあるものを選びましょう。ミニスカートだと膝が隠れないため、あまりオススメできませんので、膝下のフレアスカートなどのほうがラクです。

そして、これは全ての座席に言えることですが、大きめのツバのある帽子や高さのある帽子を被ったまま観戦すると、周囲の方の視界を遮ってしまう恐れがありますので、席に着いたら帽子は脱いで観戦するようにしましょう。

相撲の観戦は何時に行く?観戦時間のマナー

相撲の取組は、午前中から始まります。序の口や幕下などの若い力士たちの取組から始まり、結びの一番を終えるのは午後6時をすぎることも。

せっかくチケットを買ったのだから、より多くの取組みを見たいという方でしたら、もちろん朝一番から会場入りしてもかまいませんが、ほとんどは自分が見たい取組の予定時間に合わせて、途中から来る方が多いようです。
大相撲のテレビ中継が始まる時間帯では、溜席やマス席の客入りもまだまばらなことが多いのはこのためです。

地方巡業などではこの限りではありませんが、十両の取組当たりから観戦したい方は、午後3時くらいまでに到着されると良いでしょう。次いで幕内の土俵入りはだいたい午後4時前から始まるので、できればそれまでに会場入りされることをオススメします。

熱心な相撲ファンの方もそうでない方も、興味のある方は一度ぜひ生で観戦して、会場の臨場感を味わってみてくださいね。