ハムスターが掃除で怒る時の対処法と怒らせない掃除の仕方や頻度

ハムスターが掃除で怒るので困っているという話は実は多いのです。飼い主としては汚れているケージを綺麗にしてあげたいだけですが、それに対して怒ってしまうハムスターは少なくありません。それは、ハムスターの特性が理由になっています。

そこで、ハムスターが掃除で怒る時の対処法について、怒る理由やハムスターを怒らせない対処法、ハムスターに合わせた掃除の仕方やケージの掃除の頻度などお伝えしていきましょう。

これを読めば、ハムスターの飼育をはじめたばかりの人でもハムスターの気持ちがわかるので、それに合わせた掃除の仕方や対処ができるようになります。ぜひ参考にしてみてください。

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ハムスターがケージを掃除すると怒る理由

飼っているハムスターのゲージが汚れていると飼い主は綺麗な環境にしてあげたいと掃除をしますね。
しかし、掃除をされると怒るハムスターが多く、中には噛んでくる子もいます。
せっかくの飼い主の気持ちも噛まれてしまうようでは悲しいですね。
このように飼い主ならではの愛情も、ハムスターにとってあまり良くないこともあります。
ハムスター飼う時はハムスター特性を理解し、特性に合せたり、配慮した方法で飼育していきたいものですね。

ハムスターがゲージを掃除すると怒る理由

ハムスターは縄張りが強い動物です。
そのため掃除は自分の縄張りを荒らされていると思ってしまうのです。

飼い主に慣れていたり、飼育している期間が長いといったことは関係なく噛む子は噛みます。
ハムスターの生態であるため仕方がないことなのです。

このような生態があるからといっても飼育下である以上、散らかったゲージを衛生的にも放置することはできないですよね。

そんな時の掃除の仕方や、怒るハムスターの対処法などを勉強していくと上手く対応することができるでしょう。

ケージの掃除で怒るハムスターへの対処法

ハムスターは縄張りが強い動物ですので掃除をすると怒り噛んだりします。
なるべく、怒らせないように掃除をしていくための方法があります。

掃除は仕事から帰宅し一息ついた夜や、休日の昼間、空いた時間など飼い主さんのタイミングでやることが多いと思います。
飼い主さんのタイミングに合わせるのではなく、ハムスターの夜行性という生態に合せて行うようにしてください。
夜行性のハムスターは日中寝ています。
寝ているところを起こされると縄張りを荒らされているという感覚になりハムスターは怒ります。

ハムスターは日中寝て、夕方に活動し始めますので、それに合せ夕方~夜にかけて掃除を行ってあげると、難なく掃除をすることができます。

掃除は飼い主のタイミングに合わせるのではなく、ハムスターのタイミングに合わせて行うようにすることが、ゲージの掃除で怒るハムスターへの対処法です。

掃除をすると怒るハムスターには上手に合わせてあげましょう

掃除をするとハムスターが怒る、それは「ハムスターが縄張り意識が強い動物だから」と説明しましたが、その他にも理由があります。

掃除をしてもしてもすぐゲージ内が汚れていると飼い主さんの手間も大変ですよね。
それにハムスターはトイレの位置を覚えてそこでしかトイレをしないというのを聞いたことがありませんか。
なにの尿や糞をトイレでするのはもちろんですがゲージ内どこでもした形跡があると飼い主さんもうんざりですね。

それでは、なぜハムスターがどこでも排泄をしてしまうのか理解しておきましょう。

ハムスターはトイレを覚え尿はトイレでしますが、その他にある尿は全てマーキングになります。
これは犬や猫などもしますよね。
自分の匂いをつけて安心するためにマーキングはハムスターにとっては尿ではありません。

なので、ゲージ内全て綺麗に掃除をしてしまうと、ハムスターは自分の匂いをつけようとまたマーキングを繰り返します。

掃除をする時は全て綺麗に取り除くのではなくハムスターの匂いがついているものを少し残してあげてください。

そうするとマーキングをしなくなります。

もしマーキングが多いと感じた時は、それはゲージ内を掃除しすぎということになります。
ハムスターの生態に上手に合せてあ掃除を行ってあげましょう。

ハムスターのケージの掃除の頻度とは

ハムスターのゲージの掃除の頻度

  • トイレ
    毎日行いましょう。
  • 腐りやすい餌
    腐りやすい餌をご飯やおやつにあげたら次の日に貯蔵されていないか必ず確認しましょう。
    特に夏の暑い時期は腐敗しやすく衛生面でもあまり良くありません。
    残っていれば取り除き、つゆなどが漏れていないか確認し、漏れているようであれば掃除をします。

  • ハムスターは安心するために様々な場所に糞をします。
    単独で落ちていたり寝床の出入り口にある糞をは取り除いてあげましょう。
    食料と一緒にあるものや寝床にある糞はハムスターにとって大切なもの(安全な場所という証のため)ですのでゲージ全体を掃除する時に取り除いてあげましょう。
  • ゲージそのもの
    週に1度程度掃除を行ってください。
    その際に餌箱や水に容器も一緒に洗ってあげると良いでしょう。
    ゲージを綺麗に掃除しすぎるとマーキングを繰り返すので、ハムスターの匂いを少しだけ残してあげてくださいね。

ハムスターためには掃除は綺麗にしすぎないこと

ハムスターのために掃除は綺麗にしすぎないように注意してください。

ハムスターはトイレの場所を覚え一箇所でしかトイレをしません。
しかし、気がついたらゲージ内色々なところにおしっこをしている形跡があることがあります。

それは、ハムスターにとって尿ではありません。
マーキングなのです。
マーキングで自分の匂いを様々な場所につけることで安心材料になるのです。

飼い主さんがゲージを掃除をするたびに綺麗にしすぎてしまうとハムスターのマーキングは繰り返し行われてしまいます。

せっかく掃除をしたのに繰り返されると飼い主さんもうんざりです。

なので、掃除をする際はハムスターの匂いを少し残すよう心がけてください。

そうするとマーキングする回数も減り、ハムスターにとっても飼い主にとってもストレスがなくなります。

ハムスターを飼う時はこのようなハムスターの生態を理解して、ハムスターにとって住みやすい環境に、そして飼い主もハムスターを飼育しやすい環境をそれぞれ作り出すことができますよ。