文鳥にはオスとメスがいますが、その見分け方は難しいといいます。
なのでヒナのうちは文鳥の見た目や、性格や行動・さえずりで判断することになります。
どんな特徴があるのかをご紹介します。
頭の形・くちばしの形・足の違いなどチェックしてみましょう。
文鳥の行動では、オスがさえずりをする、メスは物静かだといいます。
文鳥の寿命や飼い方、飼う時に注意したいことなどを紹介していきます。
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文鳥のオスとメスの見分け方は外見から
文鳥をこれから飼おうかと考えていて、オスとメスどちらがいいと明確に決まっているという人もいるでしょう。
鳴き声を聞きたいからオス、どんな鳴き声か聞いてみたいからメスなどあると思います。
しかし文鳥の雛は、オスとメスで外見の違いがほとんどないようです。
ペットショップの店員でも見分けることが難しいほどだそうです。
文鳥のオスとメスの見分け方を紹介します
- オスの特徴
目の周りを囲むように赤くなっている部分があります。
これをアイリングといい、オスのほうが濃くはっきりとしています。
目の形はアーモンドのような切れ長な目をしていることも特徴です。
くちばしの色も濃く、太く盛り上がった形をしています。
脚は太くがっしりとしています。 - メスの特徴
オスに比べるとアイリングは細く、色は薄く、途中で切れていることもあるようです。
目の形は、オスより丸く小さめになります。
くちばしはオスよりも細く、色も薄いです。
脚は細く、指も小さめなことが特徴です。
オス?メス?文鳥のさえずりの特徴
文鳥のオスはぐぜりとさえずりをします。
これに比べてメスは静かです。
オスは求愛のために、メスに向けてさえずりで歌を歌います。
歌をメスに気に入ってもらうことが出来ないと、オスとメスはペアになることが出来ません。
生後3ヶ月くらいから、誰に教えてもらうわけでなく、本能的に歌の練習を始めます。
この歌の練習がぐぜりです。
さえずりのように、きれいになめらかに出来ない鳴き声をぐぜりと呼びます。
最初はぐじゅぐじゅ、コロコロという音から始まります。
音を出すということに慣れると、ぐぜりの後にキュルルルピーヨピーヨとさえずりに近いような声を出せるようになってきます。
何度も練習を繰り返して、成鳥を迎える頃にはほとんどのオスが自分の歌、マイソングを持つようになります。
成鳥期を迎える生後6ヶ月くらいになってもぐずりもさえずりも見られないようなら、メスの文鳥という可能性が高いですね。
文鳥は気が強い?オスやメスの性格は?
文鳥は個体差もあり、一概には言えませんが、基本的な性格は明るく活発で、気が強く荒い部分があり、その反面臆病な性格も持ち合わせています。
オスは感情表現が豊かだと言われています。
活発で気が荒いのはオスの文鳥に多く、他の鳥に対して攻撃的な態度を取ることもあります。
しかし、とても繊細で臆病な部分もあり、メスの文鳥以上に臆病だとされています。
メスは比較的おっとりして、穏やかな性格の個体が多いです。
飼い主の近くに静かに寄り添っていることもあります。
活発なオスに惹かれる傾向があり、飼い主が積極的なスキンシップやコミュニケーションを取ると、非常になつきます。
文鳥全体として考えると、インコに比べ好き嫌いということがはっきりしています。
なので飼い主など一度心を許すと、とても甘えてくる一面もあります。
見慣れないものに対しては臆病になり、威嚇をしたりすることもあります。
初めてのおもちゃなどは、少しずつ慣れさせてから使っていく必要があります。
成鳥になると、柔軟性がなくなってくるので、時間がたっても慣れないことがあるので注意してあげましょう。
文鳥の寿命はどのくらい?
飼育されている文鳥の寿命は、平均で8~10年くらいとされています。
中には18年生きた文鳥もいて、これは人間の年齢にすると122歳に相当すると言われています。
非常に長生きした文鳥ですね。
並文鳥や白文鳥という原種に近い品種は、文鳥の中でも比較的長生き出来るようです。
シルバー文鳥やシナモン文鳥という、羽の色が特別な品種は体が弱く、長生き出来る個体は少ないです。
初めて飼育をするなら、原種に近い品種をおすすめします。
文鳥を飼う時に必要は
文鳥を飼育するために必要なものは、
- ケージ
- 止まり木
- 餌入れ、水入れ
- 水遊び用容器
- 菜差し
- 巣箱
などがあります。ケージについて
ケージは一羽につき、一つ用意しましょう。
幅や奥行きが30~40cm、高さは35~45cmくらいあるものを選んであげましょう。
止まり木は、12mmくらいのものが、文鳥が止まりやすくておすすめです。
餌・飲み物・容器などについて
餌入れは深さと重さのある容器がいいでしょう。
文鳥は餌をかき出してしまう癖があるためです。
水遊び用と飲み水の容器は分けましょう。
プラスチック製よりも傷みにくい、磁器や陶器の容器をおすすめします。
文鳥には、副菜として小松菜やチンゲン菜を与えます。
菜差しに青菜を入れて、文鳥が食べたいときに食べられるようにしておきましょう。
小さな雛のうちは、止まり木につかまることが出来ません。
そのようなときは、巣箱を用意しておくといいでしょう。