フェルトは柔らかく、色もいろいろと鮮やかな色が揃っていて、子供の手作りおもちゃの材料にもおすすめです。
そこで、フェルトを使った手作りおもちゃのアイデアをご紹介します。
手縫いでチクチクと縫えるので、ミシンが苦手というママにも、作りやすい簡単なものを集めました。自分の作ったおもちゃで楽しく遊んでくれるのは、本当に嬉しいものです。
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フェルトの手作りおもちゃ、おままごとで使えるおにぎり
フェルトの手作りおもちゃ、おままごとで使えるおにぎりの作り方をご紹介します。
赤ちゃんでも持ちやすいような、可愛いサイズに仕上げましょう。
●材料
- 白いフェルト
- 黒いフェルト
- 綿
- 白い糸
- 黒い糸
- 針
- ハサミ
- まち針
- 割り箸などの細い棒
●作り方
- 白いフェルトをおにぎりの形に切り抜きます。
大きさは、自分の好みでOKです。
2枚必要なので、同じ形のものをもう一枚切っておきます。 - 黒いフェルトをおにぎりに付けるノリのサイズに切ります。
正方形が二枚より、長方形を一枚にした方が楽に付けることが出来ます。 - おにぎりの形に切った白いフェルトを2枚重ね、周りを白い糸を使い、ブランケットステッチで縫い合わせ、スタートの位置まで3~4cmのところで一旦止めます。
- まだ縫い合わせていないところから綿を詰めます。
指が入らない場合は、割り箸などの細い棒を使っておにぎりの中に綿を詰め込んでください。 - 綿を詰め込んだら、スタートの位置まで縫い合わせます。
- ノリの形に切った黒いフェルトをおにぎりに合わせ、まち針で軽く固定させます。
- 固定させたノリを黒い糸を使い、まつり縫いで縫い付けたら、完成です。
卵焼きは2色のフェルトで超簡単
卵焼きは2色のフェルトで超簡単に作れちゃいます。
こちらもサクサク作ってみましょう。
●材料
- 黄色いフェルト
- 白いフェルト
- 白い糸(黄色でもOK)
- 針
- ハサミ
- まち針
●作り方
- 黄色いフェルトを細くて長い長方形の形に切ります。
- 白いフェルトを黄色いフェルトと同じ幅で、長さを3~5mmほど短く切ります。
- 黄色いフェルトの上に白いフェルトを置き、右端を合わせて重ねます。
- 右端を2枚重ねて1~3cm折り、そこから巻くように折っていきます。
- 最後まで撒き終わったら、まち針で固定させます。
この時フェルトがズレていたら、ハサミで切って長さを揃えてから固定させます。 - 端の部分を白い糸でまつり縫いします。
- 卵焼きがくずれないように、何箇所かフェルトの層を糸で貫通させ、固定させたら出来上がりです。
フェルトで赤ちゃんの好きなカシャカシャ音が出る手作りおもちゃ
フェルトで赤ちゃんの好きなカシャカシャ音が出る手作りおもちゃを作ってみてはいかがでしょうか。
カシャカシャ鳴る以外にも、紐やリボンを周りに付けると、赤ちゃんがつまんで遊びますよ。
●材料
- 好きな色のフェルト
- ビニール(カシャカシャ音が鳴って丈夫なもの)
- リボン、紐、ヘアゴムなど(赤ちゃんが舐めても色落ちしないもの)
- 好きな色の糸
- 針
- ハサミ
- まち針
●作り方
- フェルトを好きな形に切り、同じものを2枚用意します。
- ビニールを切ったフェルトより少し大きいサイズに切ります。
- フェルトの表にする側にリボンや紐を中心に向けてアーチや輪になるように置いたら、端を軽く縫い付けます。
全ての場所に置くと、返し口が無くなってしまいますので、返し口の場所にはリボンや紐を置かないようにしましょう。 - 2枚のフェルトを表にする側が内側になるように重ね、その上にビニールも重ね、数カ所をまち針で止めます。
- 返し口を縫わないように気をつけながら、3枚を合わせてぐるりと縫い合わせていきます。
この時、リボンや紐をしっかり固定させるように縫いましょう。 - 返し口まで塗ったら、返し口のところに手を入れ、全体を裏返して表が外側になるようにします。
- 最後に返し口の部分を軽く織り込んで縫い閉じたら完成です。
フェルトと牛乳パックで電車の手作りおもちゃ
「裁縫はちょっと苦手」というママやパパは、フェルトと牛乳パックで電車の手作りおもちゃを作ってみましょう。
男の子向けにももちろんですが、色やデコレーションを可愛らしくすれば、女の子にも喜んでもらえるデザインに出来ますよ。
●材料
- フェルト(3色以上)
- 牛乳パック、またはお茶、ジュースのパック(長方形で200ml以下の小さなサイズ)
- 画用紙、コピー用紙など
- ハサミ(布用と紙用)
- ボンド(布と紙、両方に使えるもの)
- マジックテープ
●作り方
- 飲み終わった紙パックの上側だけを開けて中を洗ったら、十分に乾燥させます。
- 乾いた紙パックを四角い形に戻したら、上から画用紙、またはコピー用紙をボンドで包むように全体に貼り付け、乾かします。
紙パックの上が一般的な牛乳パックのように三角になっている場合は、内側に折り込んで長方形にし、上から紙を貼って形を整えます。 - 貼り付けた紙が乾いたら、次に電車のベースとなる色のフェルトを全体に貼り付けられるようにカットし、ボンドで車体に貼り付け、再び乾かします。
- 乾かしている間に窓、車体のライン、マジックテープなどを電車の出来上がりを想定しながら切っておきます。
ちなみにマジックテープは電車の前後に貼り付けて連結として使います。 - 車体のボンドが乾いたら、窓、車体のライン、連結部分をボンドで貼り付けていきます。
連結は繋がりを考えて位置や使うパーツに気をつけながら貼り付けましょう。 - 貼り付けた飾りが乾いたら完成です。
デコレーションとしてボタンやビーズを使っても可愛いですが、外れた時に赤ちゃんが飲み込んでしまう可能性がありますので、あまりおすすめはしません。
フェルトやリボンなど、飲み込む可能性の低いもの、また口に入れても問題ないものをデコレーションとして付けるようにしましょう。
どうしてもボタンなどを付けたい場合は、糸でガッチリ固定するなど対策をしっかり取りましょう。
フェルトの手作りおもちゃでボタンの練習
他にもフェルトの手作りおもちゃでボタンの練習をさせてみてはいかがでしょうか。
基本は長方形ですが、裁縫が得意な方は、お魚やクマ、猫などの可愛い形で作ってみても良いでしょう。
●材料
- フェルト(好きな色)
- ボタン(子供がつまみやすいサイズのもの)
- 糸(好きな色)
- 針
- ハサミ
●作り方
- フェルトを細い短冊状に切り、同じサイズものを数本カットしていきます。
- フェルトの端にボタンを縫い付け、反対側はボタンの穴になるようにカットし、穴が破れないように、糸で穴の周囲を補強します。
ボタンホールを作る機能の付いているミシンをお持ちの方は、その機能を使って塗っても良いでしょう。 - すべてのフェルトに同様の工程を行えば完成です。
形がシンプルなので、たくさん作れば直線につなげる以外にも様々な図形を作ることも出来ます。
ボタン付けの練習だけではなく、想像力を膨らませられるおもちゃにもなります。
このように、フェルトをベースにさまざまなおもちゃを手作りすることが出来ます。
市販のおもちゃももちろん楽しいですが、世界にひとつだけのおもちゃをお子さんにプレゼントしてみるというのもまた一味違った楽しさですよね。