絵が下手な子供が上手くなるために大人ができる大切なこと

絵が下手な子供が上手くなるにはどんな教え方をしたらいいのかと悩んでいませんか?
もしかしたら、お母さんのある行動が逆に子供の感性を育てていないのかもしれません。絵は小さい子供にとって楽しい遊びのひとつです。それが成長と共に評価をされるようになったら子供はどんな風に感じるようになるのでしょうか。

そこで、絵が下手な子供が上手くなるために大人ができる大切なことについて、子供の絵が下手でも友達と比べてはいけないことや無理強いして描かせないこと、絵の描き方ばかりを要求してはいけないこと、また絵が下手な子供は観察力を磨くと上手になることや大人が子供のためにできる大切なことなどお伝えしていきましょう。

これを読めば、子供の絵の感性を伸ばすために何が必要なのか、どんなことをしてあげるべきかがわかります。ぜひ参考にしてみてください。

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子供の絵が下手でも友達と比べてはいけない

絵が下手な子供を友達や兄弟と比べて発言するのはNG

子供にとって、絵を描くということは遊びのひとつで、想像力を働かせたり、自分の気持ちを表現できる大切なことです。

クレヨンを持ったら、夢中になって思うがままに絵を描くような絵が大好きなお子さんも多いのではないでしょうか。

でも、成長とともにお絵かきからは遠ざかることも。

それは他に興味を持つことが出来たからということもあるでしょうが、絵を描かなくなった原因には、誰かと比べられたことがきっかけということもあります。

子供の描いた絵を見て、それが上手いとは言えないような絵の場合、親としては子供に何と声がけしますか?

「お友達の○○くんは上手に描いているのに…」とか「お兄ちゃんは絵が得意なのに…」などと言ってしまうと、子供は小さいながらに自分が否定されていると感じ、傷ついてしまいます。

傷ついた心は、自分は絵が下手なんだと劣等感を生み、絵を描くこと自体が苦手になってしまうこともあるのです。

また、子供は親の態度を見て、真似をします。

親がいつも他と比べる発言をしていると、子供も友達などに同じようなことを言うようになってしまいます。

軽い冗談のつもりや、本人のやる気を出すために、人と比べるのは逆効果です。

その子なりの個性を認め、良いところを探して褒めるということが大切です。

子供の絵が下手だと感じても無理強いして描かせない

絵が下手な子供に無理強いして描かせても上手くなりません

絵が上手とは言えない子供に、絵をもっと上手くなってほしいからと言って無理やり描かせるのも子供にとっては逆効果です。

「ここにうさぎさんを描いてみて」などと描く物を指定して描かせても、絵が上手くなることは難しいでしょう。

絵は、自分なりに想像力を働かせて描く物です。

親が無理強いさせて描いた物が良い絵になることはありません。

子供が絵を描いている間に、集中が途切れて途中で止めた場合でも、無理して絵を続けさせるのはNGです。

無理やり描かせた絵には、子供の気持ちはありません。

子供としたら、無理やり絵を描かせられたと感じ、絵を描くこと自体が苦手になってしまうことがあります。

有名な画家達は、絵を描くこと自体が楽しいという気持ちを持っていることがほとんどです。

子供のうちに絵が嫌いになってしまうと、絵を描く機会がないまま成長してしまいます。

絵を描くのは楽しいんだと思えるような充実した時間を持てたら良いですね。

絵が下手だからと子供に技術を求めすぎてはダメ

大人の勝手な感性を押し付けない

子供が絵を描いているのを近くで見ていると、「もっとあそこの線を描き足したら良いのに…」などと思ってしまうこともありますよね。

思わず、横から手や口を出したくなるのはお子さんのことが心配だからですよね。

どの親だって、自分の子供には人並みやそれ以上になって欲しいと願います。

でも、ここで口を出すと子供の感性を潰すことにもなってしまいます。

子供が描く絵とは、自分の「心」の状態を表すと言われています。

大人がここはこうした方が良いということは、大人の勝手な感性を押し付けているということです。

子供は、子供なりに考えて絵を描いています。

年齢に応じて、脳も発達していくので、それぞれの時期に応じた絵の表現方法も違うのです。

大人の感性を押し付けられると、子供が絵で自由に表現することが出来なくなってしまいます。

子供に、自由に絵を描かせるということはとても大切な時間なのです。

絵が下手な子供は観察力を磨くと上手になる

子供の絵が下手なのは観察力が低いから?

絵が上手い子、下手な子、様々な子供がいるでしょう。

絵が下手な子には、ある共通した特徴があります。

絵に必要な想像力が足りないこと、絵を描く頻度が低いこと、そもそも絵のセンスがないことなど、様々な理由がある中で、もっとも多いのが「観察力が低い」ということです。
絵を描く時には、対象の物をしっかり見て、形や奥行き、空間などを把握して絵にしていきますが、絵が下手な子供は、観察をあまりしていないことが多いということが言えます。

私も子供の頃、絵が苦手でした。

自分ではちゃんと描いたつもりでも、人の体が不自然に曲がっていたり、前後のバランスがおかしいなど、イマイチの絵ばかりで美術の時間が苦痛でした。

今考えると、絵を描くために物をしっかり観察していなかったんだなということが分かります。

写生に出かけても、早く描きあげたい一心で、まだ他の子たちがじっくり対象物を観察している時に描き始めていました。

絵が上手い子は、ちゃんと奥行きや立体感も考えて描いています。

もし、お子さんが描く絵で不自然なところがあれば、しっかり観察しているかと確認してみましょう。

絵は上手下手ではなく描くことを楽しむのが大切

絵は楽しいということを感じさせる

小さい頃は、家でお絵かきばかりするほど絵を描くのが好きだったのに、いつからか絵を描かなくなった子供もいるのではないでしょうか。

絵が好きな子と苦手な子に分かれるのは、大体小学校高学年から中学校にあがる時期と言われていましたが、最近ではその分かれ道の境界線が幼稚園からという子供も増えているようです。

その原因のひとつは、周りと自分を比べて自分が出来ていないという悔しさから絵が楽しくない物になってしまうことです。

友達から、「変な絵!」とか「下手くそ~!」とからかわれたことが原因ということもあるかもしれません。

子供にとっての絵とは、本来自由に自分を表現する場所です。

絵は、上手でも下手でも良く、大切なのは、絵を描くのが楽しいと感じる心です。

絵から遠ざかった子供がまた絵を好きになるには、絵が上手下手ではないということを感じさせることです。

絵を心から楽しめるように工夫をすることで、絵を描く楽しさを感じさせられると良いですね。