ポリエステル生地の洋服を洗濯した時に、シワが気になりますね。
ポリエステルの生地を触ってみるとわかると思いますが、「熱に弱そう・・・アイロンをかけても大丈夫?」といった不安が頭をよぎりませんか。
結論からいいますと、ポリエステル生地の洋服にアイロンをかけても大丈夫です。
ですがいくつか注意したいポイントがありますので、確認していきましょう。
アイロンの温度や、スチーム機能を使っても良いのか、あて布は必要かなど詳しく紹介します。
アイロンを掛ける時間は短い時間で済ませるなど、ポリエステル生地のアイロンのかけ方のコツもご覧ください。
なるべくアイロンを使わないですむ方法があります。洗濯の仕方や干す時のコツも併せて読みください。
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ポリエステルの生地にアイロンをかけた時のよくある失敗談を紹介
結婚すると、今まで経験したことの無い家事も経験しなくてはいけません。
その代表的なものは「アイロンがけ」です。
OL時代にワイシャツを着て仕事をしていたとしても、ワイシャツの上にジャケットやカーディガンを羽織ることが多いため、自分のシャツにアイロンをかけるなんて経験をしている人は少ないと思います。
ただし、結婚するとそうはいきません。
サラリーマンのほとんどがスーツで出社しているため、ワイシャツをアイロンがけする作業が結婚と同時についてきます。
しかも、旦那さんのワイシャツは大きいので、最初は決して簡単作業ではありません。
今回は、そんなワイシャツのアイロンがけについて上手にかけることができる方法含め、色々お伝えしていきたいと思います。
最初にお伝えするのは、注意点です。
その注意点はワイシャツの生地によって起こりやすいので、今後の実践で参考になさって下さいね。
ポリエステル素材のワイシャツは注意!
いまや、日本の衣類のほとんどにポリエステルという素材が入っています。なぜ使用されているかと言うと、耐久性が非常に高いため、何度洗濯をしても劣化しにくいというメリットがあるからです。
他にもシワになりにくかったり速乾性が高いため、濡れてしまっても乾きやすいというメリットがあるのです。
そんなポリエステル素材はワイシャツにも取り入れられることが多くなりました。
そのため、主流の時代があった綿100%の生地と違いアイロンをかけるときに注意が必要なのです。
ポリエステル生地にアイロンをかける時の温度やスチームについて
では、ポリエステル素材のワイシャツはどのような点に注意することが必要なのか詳しく迫ってみたいと思います。
高温に溶けやすい。
生地の表記を確認すると「中」と書いてあると思いますが、確認してからアイロンがけしていますか?
ポリエステル素材は高温に溶けやすいため、アイロン温度は中温が適温とされているのです。
スチームアイロンは向かない。
アイロンの種類によって壁掛けのままアイロンがかけることができる商品が出るほど多様なアイロン製品ですが、ポリエステル素材はもともと合成繊維のためスチームアイロンには向いていません。
そのため、昔からあるドライアイロンでシワを伸ばすことをオススメします。
あて布を利用して
アイロンをかける時によく使用されるあて布の存在ですが、ポリエステル素材のシャツにもあて布は必需品です。
あて布をせず直接アイロンがけしてしまうと、間違って衣類を解かしてしまったりテカリを発生させてしまうことがあるのです。
あて布も綿100%でなるべく白っぽい色移りしない素材を使って下さいね。
ポリエステル生地へのアイロン掛けのコツ
ではここから、実際にアイロンがけをしていきましょう。
最近主流のポリエステル素材のワイシャツについて、大切なポイントを紹介しますので確認してみて下さい。
短時間で終わらせる。
何度も何度も同じ場所をアイロンがけしていくと、高温に弱いポリエステル素材は生地を傷めてしまいます。そのため、すばやくサッサッとアイロンかけすることを心がけて下さい。
生地が冷めるまで動かさない。
基本的にアイロンがけが1つ終わると次々別の衣類をアイロンがけすると思いますが、ポリエステル素材のワイシャツは熱があるうちはシワになりやすい性質があるのです。
そのため、まだ熱の高いうちに次々横にずらしていくと余計なシワが発生する事があるので、アイロンをかけたあとは広げたまま熱が冷めるまで放置しておくか、ササッとハンガーにかけて下さいね。
ポリエステル生地は洗い方次第でアイロンいらずに
綿100%のように、毎回毎回アイロンを必ずかけなくてはいけない素材は、着るときに「こないだアイロンかけたばかりだしな・・・」とためらいがちになってしまいます。それに比べてポリエステル素材の衣類は、洗濯の仕方によってアイロンをかけずに済むというとってもすぐれている点があるのです。
ポリエステル素材のアイロンいらず洗濯方法
- 柔軟剤を使用する。
これは一般的な洗濯機でみなさん使用しますよね。 - ネットに入れる。
畳んでネットに入れるのがポイントです。他の洗濯物と絡み合うことがなくなるためシワになるのを防止する効果も発揮します。 - 脱水は短時間で。
衣類の主なシワの原因は強い回転力によって出来る脱水時です。
ポリエステル素材のものは速乾性が高いため、過度な脱水は必要ありません。
他の洗濯物とわけ、脱水時間を1分前後で十分対応できるのです。 - 干す前にシワを伸ばし形を整えてから干す。
これも皆さん必ずどの衣類にも行いますよね。
この4つのポイントを実践できれば夢のアイロンなし生活が訪れます。
是非試してみて下さいね。
スチームアイロン・ドライアイロン向きの生地やアイロン掛けのポイント
では最後に、最近販売している様々なアイロンについて適した使用法をまとめてみましたのでご参考下さい。
スチームアイロン
- 薄めの綿製品
- セーター(過度なアイロンは繊維を解かしてしまうため形を整える程度)
- 学生服やスーツ・スカート
- ウール
ドライアイロン
- 合成繊維(ポリエステル等)
- 絹(生乾きの状態でのアイロンがけがベスト)
- 綿や麻
アイロンがけで大切なポイントも紹介します。
両手でアイロンがけを
片手で生地を伸ばしもう一方の手でアイロンを動かします。
面倒がって片手でアイロンをかけていると生地がどんどんよって、より深いシワをうんでしまうでしょう。
狭い部分から始める
ワイシャツで例えると衿や袖口からはじまり、どんどん広い部分に移動してアイロンがけをしていきます。
直線でかける
くるくる円を書くようにアイロンがけをするとシワの原因にもなりますので、オススメできません。必ず手前から奥、右から左、と直線で動かすよう心がけて下さい。
初心者には少しむずかしいアイロンがけですが、いかがでしたでしょうか?
最初は上手く行かなくても、回数を重ねるごとにコツがつかめてくるので、決して諦めないで下さい。
いつの日か必ずピシッとキレイな衣類が完成するので、焦らず徐々に完成度を上げていきましょうね。