ハムスターの小屋を手作りするのは、身近なアイテムを使って工夫次第で簡単に作れます。これからハムスターの飼育をはじめるために小屋を手作りしたいと考える人もいるでしょう。ただし、ハムスターに合わせた材料や作り方に注意しなければなりません。
そこで、ハムスターの小屋の手作りについて、手作りするときの注意点や衣装ケースを使った小屋の手作り、空気穴の用意や小屋を手作りするメリットなどお伝えしていきましょう。
これを読めば、ハムスターの小屋を手作りするためのポイントや注意点がわかるので、すぐに取り掛かることもできるでしょう。ぜひこれから迎え入れるハムスターのためにも快適な小屋を作ってあげましょう。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
グッピーの稚魚の大きさと成長速度・与える餌や頻度について解説
グッピーの繁殖に挑戦しようと思っている人の中には、稚魚の大きさが一体どのくらいなのか知りたい人もいる...
文鳥のオス・メスはわかりにくい!見分けるポイントと注意点とは
文鳥にはオスとメスがいますが、その見分け方は難しいといいます。なのでヒナのうちは文鳥の見た目...
ハムスターが掃除で怒る時の対処法と怒らせない掃除の仕方や頻度
ハムスターが掃除で怒るので困っているという話は実は多いのです。飼い主としては汚れているケージを綺麗に...
金魚の塩浴中の水換えで注意することとは?便利グッズも教えます
金魚のための塩浴ですが、いろいろ気をつけなくてはいけないことがありますよね。中でも水換え。ど...
うさぎは雑草を食べる?うさぎに与えても良い食べ物と悪い食べ物
うさぎは雑草を食べることができるか気になる飼い主さんもいますよね。自然に育っているものだからうさぎに...
うさぎは名前を覚える!名前を覚えさせる方法とうさぎのしつけ方
犬や猫は自分の名前を覚えることが多いですよね!名前を呼ぶと返事をする子もいます。あまり知られていない...
スポンサーリンク
ハムスターの小屋は簡単に手作りすることができる
DIYが得意な方は、アクリル板や木板などを使って、本格的な手作りの小屋をつくることができます。
DIY小屋の良いところは、ハムスターの種類や性格によって、高さや広さなどを自由自在にカスタマイズできること。
板の組み合わせ方によっては、おしゃれな形の小屋が出来上がることでしょう。DIYが苦手な方でも、ハムスターの小屋は手作りできます。
「衣装ケース」や「水槽」などを使えば、始めから枠が決まっているので、枠組みを作る手間が省けます。
いくつかの注意点をクリアできれば、市販の専用ケージを購入するよりも安価で使い勝手の良いものが出来上がる可能性もありますので、楽しみが広がりますね。
ハムスターの小屋を手作りするときの注意点
ハムスターの小屋を手作りする際には、小屋の大きさに注意しましょう。
活動範囲が広く、運動量が多いハムスターは、小屋が狭いと運動不足になってしまいストレスが溜まります。
ハムスターが思いきり動き回れるように、ある程度の広さがあるものを用意しましょう
また脱走が趣味といっても良いくらい、脱走が得意なハムスターの小屋は、ある程度の高さがあるものにするのがオススメです。
ハウスや回し車などに登ると、小屋のてっぺんに手が届いてしまうような設計の小屋は危険です。ゆとりがある高さの物を選びましょう。
DIYで小屋を手作りする場合には、隙間に注意します。
ネジや結束バンドなど、固定が弱い部分を見つけると、ハムスターは簡単に脱走してしまいます。しっかり取り付けが出来ているかどうかを確認してから、ハムスターを小屋の中に入れるようにしてくださいね。
ハムスターの小屋は衣装ケースを使って手作りするのがオススメ
ハムスターの小屋を手作りするなら、「衣装ケース」がオススメです。
衣装ケースは広くて丈夫なものが多く、値段も安く手に入れる事ができるので、コストパフォーマンスが良いです。
簡単な手直しだけで、簡単に小屋として使うことができるので、作る手間もかかりません。
ハムスターの小屋に使用する条件
- 壁が厚く、割れにくい丈夫なもの
- 透明タイプのもの
- 蓋付きのもの
を選ぶと良いでしょう。
衣装ケースはサイズ展開も豊富なので、飼っているハムスターにぴったりな大きさのものを見つけやすいのもメリットの一つです。
小さなハムスターであれば40cm×30cm程度以上のもの、ゴールデンハムスターなどの大きなハムスターの場合には40cm×60cm以上のものを目安として用意するとよいでしょう。
ハムスターは基本的には1匹1ケージですが、種類によっては多頭飼いができるものもあります。多頭飼いでは、さらに広い衣装ケースを用意する必要がありますので、ケンカやストレスの原因にならないような小屋作りを目指しましょう。
衣装ケースを使うなら必ず空気穴を用意すること
ハムスターの小屋に、衣装ケースを使うときには、空気穴を用意する必要があります。
衣装ケースの蓋を閉め切ってしまうと、ハムスターが窒息してしまう恐れがあるからです。
ここでは、空気穴の作り方を紹介しますので、手作りするときの参考にしてください。
手作り方法
用意するもの
- 衣装ケースの蓋
- 定規
- のこぎりカッター
- キリ
- ヤスリ
- チャッカマン
- バーベキュー用の金網
- 結束バンド
手順
- 定規とのこぎりカッターを使って、金網の大きさに合わせた穴を蓋に開けます。
- 切り口にヤスリをかけてなめらかにしましょう。
- 蓋の上に金網を乗せたら、結束バンドを通す穴をキリで開けます。キリをチャッカマンなどで熱してから開けるとスムーズにいきます。
- 結束バンドで蓋と金網を固定したら完成です。
空気穴さえできれば、衣装ケースの蓋を閉めてもハムスターが窒息することはないので、脱走の心配なく飼育することが出来ます。
ただし、結束バンドで固定した部分に隙間があると、脱走してしまうので、必要に応じて穴の数を増やし、金網が動かないようにしっかり固定をしてくださいね。
ハムスターのために快適な空間を手作りしてあげましょう
ハムスターの小屋を手作りすることが、意外と簡単だと言うことは前述のとおり、おわかり頂けたのではないかと思います。
ハムスターの小屋を手作りすると、市販のケージを用意するよりも安い値段で小屋が作れることや、広くて丈夫な使い勝手の良いものが用意できるというメリットがあります。
しかし、メリットはそれだけではありません。
ハムスターにとって快適な空間を用意してあげられるということは、小屋を手作りすることの最大のメリットではないでしょうか。
野生下では、活発に活動していたハムスターが、本来の姿のまま過ごせるように、砂やウッドチップ、砂利など、様々な床材を敷きつめたり、いろいろな障害物で遊ぶことができたりと、自由自在なレイアウトで楽しませることができるのは、広いケースでしかできないこと。
楽しいことや、驚きがいっぱい詰まった手作りの小屋は、ハムスターにとって快適で楽しい空間になること間違いなしです。
ぜひ挑戦してみてくださいね。