メダカの飼育を屋内でするなら最適な季節や育て方の注意点とは

メダカの飼育は屋外でも屋内でもできますが、屋内でするなら季節もポイントになるようです。

では、メダカを屋内で飼育するときはどんなことに気をつけたらいいのでしょうか?注意点とは?

また、メダカの屋内飼育で最適な水の作り方や水槽のレイアウトなどはどうしたらいいのでしょうか?

そこで、メダカの飼育を屋内でするなら最適な季節や育て方の注意点などについてまとめてみました。

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メダカを屋内飼育するなら秋になってからがオススメ!

メダカを飼育する時には、屋外と屋内で迷われるかもしれません。どちらでも飼育する事が可能です。

メダカは小さな魚ですが、日本の気候に順応できる魚です。
冬に近づくにつれて活動が少なくなって、水温が5度を下回ると冬眠するのです。
冬眠と言っても仮死状態ですから、じっと動かずに春を待ちます。水温が温かくなってくると、冬眠から目覚めるのです。

そこで、秋ごろからは室内で飼育してみましょう。水温が下がらないので、メダカは春や夏と錯覚して元気に活動することでしょう。

ただし、それは本来冬眠している冬を飛ばしてしまう行為でもありますから、寿命が短くなってしまうとも言われていることは、頭の片隅に留めておいて欲しいと思います。

可能であれば、屋外と屋内の両方で飼育してみるのも良いでしょう。

春から夏にかけては自然に近い状態のメダカを楽しむことが出来ますし、秋から屋内飼育に切り替えれば、水槽で飼育しますから、より身近にメダカと触れ合えることでしょう。
水質の変化はメダカにとってはストレスとなりますから、屋外と屋内を切り替えるときには、最小限のストレスですむように配慮してあげましょう。

メダカを屋内で飼育するときの注意点

メダカを屋内で飼育する時に必要なものは以下の通りです。

  • 水槽
    大きいほうが水が多く入るため水質が安定しやすいといわれています。
    メダカ1匹に対して1リットルの飼育水が必要と言われています。
  • 濾過フィルター
    水質を安定させるために必要になります。
    上部濾過は外部濾過など色々な種類がありますので、水槽のサイズや設置場所に合わせて選びましょう。
  • 底砂
    濾過バクテリアが増えて水質が安定するため、入れた方がよいでしょう。
    見た目的にも、底砂があった方が素敵になります。

メダカを屋内で飼育する時には、水槽にフィルターや底砂をセットして半日から一晩くらいはフィルターを動かしてから移しましょう。

また、水温が急に変化することはメダカにとってはストレスになります。
購入してきたときには袋に入っている事が多いですが、その袋のまま水槽に浮かべておきましょう。袋の水と水槽の水の温度差をなくします。30分以上立ってから水槽の中へメダカを入れるようにしましょう。

メダカの屋内飼育で最適な水の作り方とは

メダカを屋内で飼育する時には、水槽の環境がもっとも大切になります。

水槽の水を替えるときには、まずは交換用の水を用意しましょう。水はバケツなどに入れてカルキ抜きをします。
カルキ抜き剤を使用しても良いですし、バケツのまま3日程度放置して抜いても良いでしょう。太陽光に当てると良いといわれます。
また、バケツからバケツへと、高いところから注ぐことで空気を含ませることが出来ます。

水槽の水が蒸発して減ってきたら、作りおきの水を追加するようにします。

水槽の水はめだかが活発に動いて食べているなら1週間に1度程度、動きがあまり活性化されていないなら2週間に1度程度と言われています。

ただし、水槽のサイズや飼育しているメダカの数などにもよりますから、水槽をよく観察して汚れているようであれば交換した方がよいでしょう。

餌をあげすぎると残った餌で水質が悪化してしまうので、餌の量には気をつけましょう。
水草を入れたり、底砂を入れると濾過バクテリアが増えて水質が安定しやすくなります。

メダカの水槽のレイアウトや水流について

メダカを屋内飼育する場合には、水槽のレイアウトにもこだわりたくなりますよね。

メダカは本来田んぼや小川に住んでいる魚です。ですから、砂底はあった方が用意でしょう。
ビックリした時には川床に潜りこむ習慣があるので、細かい砂を選んだほうがメダカは喜ぶかもしれません。
底砂は川原などからとってくるとゴミ等が混ざっている場合がありますから、市販品を使った方が無難でしょう。

また、水草を入れるのもおすすめです。水草は濾過バクテリアにとってもあった方が良いのです。
水質が安定することはメダカにとっては良いことですから、ぜひ入れてみてください。
ゆらゆらと揺れる水草の間から、顔を出すメダカはとても可愛いですよ。

メダカは田んぼが小川などのあまり水流が無い場所に住んでいます。
ですから、あまり大きなフィルターで水流が強すぎると、メダカにとってはストレスとなってしまうでしょう。
メダカに適した水流のフィールターを選ぶのも重要なポイントです。

寒い冬のメダカと過ごすには?ヒーターは必要?

メダカを室内で飼育する場合、冬にはヒーターが必要になるのかなと心配される方が居ます。

ヒーターが必要かどうかは設置場所によって異なります。

メダカの水槽は温度差の少ない場所に設置するのが理想的です。
また、日光も当たる場所がよいでしょう。

そのような場所であればヒーターは必要ありません。

しかし、凍ってしまうような場所だったり、昼と夜の温度差が激しいなら、ヒーターの導入を検討しましょう。

また、たとえ温かくても、暖房器具の近くなどは避けたほうが良いでしょう。
見落としがちですが、日光もあたり、暖房の熱も当たると水槽の温度は上がりがちです。また、暖房器具をとめた就寝後から朝方までに水温が下がるという状況に陥りやすいので注意が必要です。