着物のときのヘアスタイルで困ってしまうのが前髪ですよね。後ろ髪をまとめることはできても、前髪はどのようにすれば着物に似合うのかわからないときにはこの方法がおすすめです。
流す、おでこを出す、たらすの3つの方法を紹介します。
いつもの違った雰囲気にするのがポイントです。ヘアスタイルが決まったら、スタイリング剤でキープ力を高めるようにしましょう。
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着物のヘアスタイルで定番な前髪といえば「流す」
テレビや雑誌などの情報を見ていると、着物の時のヘアースタイルはすっきりまとめたいと思いますが、なかなか同じようにはできずアレンジ方法がわからない時があります。また自分には合わないと思って洋装のときと同じようにしてしまうことがありますが、あきらめずにゆっくりと手順を経て仕上げてみましょう。
流す前髪の特徴
顔を前面出すことなく斜めに流すことで、おでこの部分を隠しながら前髪を作ることができます。
1.前髪の根元から毛先までしっかりと水でスプレーする
地肌までしっかりと水分が行くように手の指先を使って毛先の水分を飛ばすように地肌をこすりましょう。
2.ダックカールを使って前髪を横にスライスし表面の髪を留める
前髪を眉毛と平行になるようにスライスします。前髪の量によっては何分割かして薄くスライスしてからドライヤーをかけるとしっかりとくせがつきます。
3.一番下の部分からドライヤーをかける
スライスした下の髪からブラシを内巻きにして流したい方向へ少しずらしドライヤーを当てます。
4.乾いてきたらドライヤーの冷風をかけて、スタイルキープ
スタイリング剤をつけて完成です。
着物できちんと感がでるのは前髪がないヘアスタイル
前髪なしは清潔感が出る
前髪を上げるとすっきりとして清潔感が出ます。着物の雰囲気に合わせて後れ毛を作らずきっちり前髪をあげてしまったり、ゆるいポンパドールを何個か作り空気感を出したりして前髪を上げてみましょう。
前髪をしっかり上げてしまうのもおすすめ
前髪もサイドの髪も後ろで束ねてしまうスタイルは、顔の形が卵型や丸顔にもあわせることができます。おでこを出す事で縦のラインを作ることができるため隠すのではなく髪を上げてみましょう。
顔周りの後れ毛を作る
髪の毛全部を上げてしまうのは控えたいと考えている場合は前髪とサイドの分かれ目あたりから後れ毛を作りましょう。
髪がショートなら前髪はふんわりさせると可愛い
ショートの場合は前髪に存在感を持たせたヘアスタイルもおすすめです。前髪の量が多く眉毛の上で切りそろえられている前髪のスタイリングの方法です。
前髪は短く厚めがポイント
- 根元から水でスプレーして髪の流れをリセットします。
- ダックカールを使って眉毛と平行になるようにスライスした髪を留めます。
- コテを使って軽くテンションをかけながら毛先を巻きます。強くついてしまった場合は少し時間を置いたり、毛先を手で散らしてみて再度戻してみましょう。
- 同じようにコテをかけながら表面に向かっていきます。全体かかりすぎたり、足りないと感じたときは大き目のブラシを使ってドライヤーを当てましょう。
- スタイリング剤を毛先につけて同じ毛先を方向に向けてセットしましょう。
- サイドや後ろはコテを使って大きめのカールを作り、アメリカピンを使ってねじりながら後ろにもって行きアレンジしてみましょう。
和装小物をつけてピンを隠すと出来上がりです。
着物のヘアスタイルはまとめないのもアリ
きっちりまとめ過ぎないスタイルも素敵になります。
前髪のスタイリング
大き目のカールをつけて表面を流します。伸ばしかけの前髪でもカールする事で切りそろえられたきちんとした前髪の見せることができます。毛先を全部真っ直ぐ下に落とす方法もありますが表面の毛先に動きをつける事で柔らかい雰囲気を出すことができます。
サイドや後ろ
全体に大きなウェーブをつけて空気感を出しましょう。毛先までしっかりとカールしたヘアースタイルは可愛く、毛先に外ハネ、内ハネなどハネの向きを変える事で大人っぽさを出すことができます。
スタイリング剤をつける時は全体につけると重くなってしまうため毛先につけるようにしましょう。
着物のヘアスタイルをキープするスタイリング剤はコレがおすすめ
スタイリング剤の使い分けのコツを紹介します。
ローション、オイル
髪をシャンプーし乾いた状態からスタイリングをはじめるよりも、熱を使う前につけると熱のダメージから守ったり、ヘアスタイルを長時間持続することができるため最初のひとてまを行いましょう。ミストタイプやオイル、クリームとありますが、ふんわり感を出したい時はミストタイプ、ツヤを出したい時にはオイル、乾燥を防ぐ時はクリームなど髪の状態とセットしたいヘアスタイルに合わせてしようしましょう。
ヘアスタイルの形を持続させるワックス
ワックスはしっかりまとまるものと、無造作にゆるくスタイリングする種類のものがあります。
スプレーでしっかり固める
出来上がったヘアスタイルをしっかりと固めるために最後に使うスタイリング剤です。細かなスプレータイプやもう少し大きい霧状のミストタイプがあり、固まる状態にも色々な種類があります。着物を着てからのスプレーは大きな範囲にスプレーが広がることがあるのでケープや大きめのバスタオルをかけてから髪の毛にスプレーしましょう。