ペットのうさぎには、ケージの中にあるお気に入りのタオルをかじるといううさぎもいます。
あまりに噛む場合には、飲み込むのも心配でケージから出したほうがいいのかと思いますが、お気に入りのタオルを取り上げるのも可愛そうな気がします。
そのような場合にはどうしたら良いのでしょうか。
また、ケージをかじってしまうといううさぎも多いようです。
噛み癖のあるうさぎの対処法やしつけの方法についてご紹介します。
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うさぎがタオルをかじる時には注意が必要
うさぎが物をかじる行動は多くのうさぎに良く見られる行動の一つ
うさぎが物をかじるときは、歯を削って磨いているか、何かしらの意思を表示している場合にかじる行動をします。
舐める程度であれば問題ありませんが、ガブガブとかじっているような状況であれば、注意したほうが良いでしょう。
中には、タオルに穴が空いてしまうほどかじるうさぎも居ます。
ボロボロになったタオルは、繊維などを口にしてしまう可能性もあり大変危険です。
タオルに穴が空くような場合には、タオルを取り上げるのが最も良いですが、うさぎお気に入りのものを取り上げるのはなんだか可哀相な気もすると思います。
しかし、うさぎのことを考え安全な環境で過ごさせるのであれば、取り上げることが最善です。
また、うさぎは一度覚えた行動は習慣となってしまいます。
ですので、一度取り上げて、その習慣を忘れさせてあげることも大切なのです。
うさぎがタオルをかじるのは「かじる」習性があるから
うさぎがタオルをかじってしまうのは、うさぎは本来「かじる」習性がある動物だからなのです。
うさぎが何かをかじるときには、「遊びたい」「ご飯が欲しい」「構ってほしい」など何かしらの意思表示をしています。
要求を叶えてあげることでかじることは収まりますが、時には、電気コードなどもかじってしまうので感電の可能性があり、とても危険です。
また、かじるという行動以外にも、物を食べてしまうという場合もあります。
うさぎは、食べたものを吐き出すことが難しいため、異物を飲み込んでしまった場合には手術が必要となってしまいます。
そのため、ゲージから出す場合には、飼い主がしっかりと監視しておける環境でなければいけません。
また、うさぎが何を求めてかじっているのかを理解してあげられるように、うさぎのことを観察しコミュニケーションをとることも大切です。
うさぎがタオルだけじゃなくフェンスもかじる!しつけの方法
上記でも述べたように、うさぎは本来噛む動物です。
そのため、タオル以外にもゲージなどもかじることがあります。
ゲージは、金属でできているため長時間かじり続ければ、歯を痛めてしまいます。
ですので、ゲージをかじってしまう場合はしっかりと対策としつけをすることが大切となります。
しつけの方法は、ゲージをかじっても誰も反応しないようにすることです。
反応を示してしまうと、うさぎはかじることで自分の要求が通ると認識してしまいます。
また、毎日ゲージから出してあげる時間を決めることも大切です。
うさぎにしつけを覚えてもらうためには根気と時間が必要となり、また、中にはかじることが習慣となってしまい、覚えてくれないうさぎも居ると思います。
そんなときには、ゲージに木のフェンスを取り付けるようにしましょう。
木のフェンスであれば、かじっても歯を痛めることも少ないためオススメです。
また、かじる場所が決まっているうさぎであれば効果を期待できますが、あちこちかじってしまう場合は他の対策が必要となります。
うさぎが飼い主を噛む場合、こんな原因が
うさぎと戯れていたら、指を噛まれてしまったことありませんか?
うさぎが飼い主の指を噛む主な原因は、「うさぎとの上下関係がなっていない」「うさぎのテリトリーに入った」「うさぎの機嫌が悪い」場合が考えられます。
うさぎが噛むのは飼い主との上下関係がなっていない場合
この場合、うさぎが威嚇行動として飼い主のことを噛んでいる可能性が考えられます。
また、威嚇行動として噛んでいる場合には、飼い主のことを下に見ていることが多いため、しっかりと上下関係を教える必要があります。
しかし、暴力は絶対に厳禁です!
飼い主がうさぎのテリトリーに入った場合
うさぎは、縄張り意識をとても強く持っています。
自分のテリトリーを侵されるのを守ろうとして、飼い主のことを噛んでいるのかもしれません。
また、急にテリトリーに入られたことでびっくりしたり、怒ったりして噛んでいることも考えられます。
うさぎの機嫌が悪い場合
この場合は、うさぎが眠たいときに触ったなど、うさぎの機嫌が悪いと噛まれてしまいます。
ですが、うさぎの感情も常に分かるものではありませんよね…。
うさぎの気分を見抜くのも難しいと思いますので、眠そうにしているときなどはむやみに触らずにそっとしておいてあげましょう。
噛み癖のあるうさぎへの対処法
うさぎは本来噛む動物ですが、噛み癖があると一緒に生活をする上で、大変な部分もありますよね。
噛み癖のあるうさぎへの対処法をご紹介します
対策1.うさぎとコミュニケーションをとる時間を必ず作る
飼い主の気を引こうとして噛んでくる場合があります。
うさぎと遊んであげるための決まった時間を毎日作って、コミュニケーションを取ってあげるようにしましょう。
うさぎにストレスを感じさせないことが、噛み癖を無くす一番の近道です。
対策2.全ての要求を通さないようにする
構って欲しい遊んで欲しいからといって、物やゲージを噛むうさぎが居ます。
しかし、そこで飼い主が反応してしまうと、うさぎは噛むことで要求が通ると認識してしまいます。
噛んでも要求は通らないと教えることが大切なのです。
対策3.噛んだら大げさにリアクションする
噛まれたら「痛い!」と大きな声でリアクションします。
「噛まれることは嫌なこと」とうさぎに覚えさせるようにしましょう。
うさぎに限らず、ペットにはついつい甘くなりがちですよね。
しかし、時にはしつけも必要となります。
ただ噛み付きに暴力で対応することだけは絶対にNGです!
上下関係をしっかりと築き、うさぎと良い信頼関係を作っていきましょう。