忙しい時やお弁当のおかずに、お惣菜を冷凍しておくとすぐに1品できて、とても便利です。
時間のある時に作り置きして、冷凍ストックしておくのがおすすめです。
また、スーパーのお惣菜を買うこともあると思いますが、冷凍することができるのでしょうか。
そして、冷凍したお惣菜はどのくらい日持ちするのでしょうか。
お惣菜の冷凍方法や、お弁当に便利な冷凍の作り置きおかずなどご紹介します。
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スーパーのお惣菜は冷凍できるの?日持ちは?
ごはんを作るのが面倒な時、もう少しおかずの品数が欲しい時などに便利なスーパーのお惣菜ですが、もともとの量が多い場合や残ってしまう場合もありますよね。冷蔵庫に入れておいて次の日に食べることも出来ますが、食べ残し感が出て食欲がわかないという人や残り物を出しても家族が食べてくれない場合もあるでしょう。
スーパーのお惣菜は家庭用冷蔵庫で冷凍保存することも可能です。特に、揚げ物は冷凍食品として販売されているものもありますから、お惣菜として売ってるものを家庭で冷凍保存しても大丈夫です。
お惣菜を冷凍した場合
冷凍前に比べると風味や食感が損なわれてしまうこともあります。また、冷凍保存に向かない食材の物もありますので、注意が必要です。
なお、口を付けたものも冷凍することは可能ですが、出来るだけ口を付けていないものを冷凍するようにしましょう。量が多いと分かっていれば最初からよけておくのがおすすめです。
おかずがもう一品あればという時に、そのおかず一品のためにスーパーにお惣菜を買いに行くのも面倒ですよね。そんな時、お惣菜を冷凍保存しておければ、わざわざ買いに行かずに済みますし、食品を無駄にすることもありません。
ちなみに、冷凍保存したスーパーのお惣菜は長くても1か月以内に消費しましょう。
揚げ物の惣菜を冷凍する方法!日持ちは1ヶ月
お惣菜の中では揚げ物が冷凍保存しやすい食品
揚げ物を冷凍するときは、他の食品の冷凍保存の時とポイントや手順は同じです。
揚げ物がまだ熱い場合は温度が下がるのを待ってください。揚げ物は必ず1つずつ、なるべく空気に触れる面積が少なくなるように丁寧にラップで包みます。空気に触れる面積をなるべく小さくするのがポイントです。ラップで包んだ揚げ物を冷凍保存用の袋に入れてしっかりと口を閉じたら、金属トレイの上に置いて冷凍庫に入れましょう。
金属トレイはなければそのまま冷凍庫に入れても良いですが、あればぜひ利用してください。
金属の熱伝導率の関係で、金属トレイの上に置いて冷凍した方が、揚げ物を早く冷凍させることが出来ます。家庭用フリーザーは業務用に比べると食品の中までしっかり冷凍させるのに時間が掛かってしまいます。冷凍に時間が掛かると、それだけ食品の風味や食感が損なわれて行きますので、家庭用フリーザーで冷凍するときは金属トレイの併用がおすすめです。
冷凍保存したお惣菜は1か月以内に食べきる
揚げ物は冷凍していても油が酸化していくので、1か月以内と言わず早めに食べるようにしてください。
また、解凍方法は電子レンジを使う方が多いと思いますが、衣がしなっとなってしまいがちですよね。最近は揚げ物の衣をカラッとさせる機能の付いたオーブンもありますので、そういうものを使うのがおすすめです。
日持ちする手作り惣菜を冷凍庫にストック
冷凍保存するお惣菜はスーパーなどで購入した物を冷凍保存することが可能ですが、もちろん自分で手作りしたおかずも冷凍保存することが出来ます。お肉や魚、炊いたご飯などを冷凍保存している家庭は多いと思いますが、調理済みのおかずはポイントやコツをおさえれば家事の時短になります。メイン料理も冷凍出来るので家事の時短になる手作り惣菜の冷凍保存に挑戦してみませんか?
カレーの冷凍保存のポイントは根菜を潰すこと
カレーに入っているニンジンやじゃがいもは冷凍すると食感が変わってしまいやすいので、冷凍しにくい印象があると思いますが、潰してしまえば解凍後の食感も気になりません。
きんぴらや切り干し大根は汁気を切って冷凍保存
きんぴらや切り干し大根など小鉢に盛るような副菜は食べる量の割に料理の量が多いので残りがちな料理ですよね。根菜料理ですが、汁気をよく切ってラップで1回分ずつ包んでフリーザーバッグに入れて、金属トレイの上に置いて冷凍庫に入れると冷凍保存が可能です。シリコンカップに入れて保存すると、お弁当のおかずにも使えます。
マカロニサラダの生野菜は冷凍保存に不向き
お弁当やおかずに便利なマカロニサラダですが、生野菜は冷凍することが出来ません。そこで、お勧めなのはナポリタン風の味付けです。ゆでたマカロニとタマネギやピーマン、ベーコンを炒めてケチャップ味付けしてたものを、冷ましてから1食分ずつラップで包んでフリーザーバッグに入れて、金属トレイの上に置いて冷凍庫に入れましょう。
お弁当にも便利!おかずを冷凍庫に作り置き
お弁当のおかずとして人気のハンバーグやミートボールも手作りして冷凍保存することが出来ます。ハンバーグやミートボールは火を通した物を冷凍出来ます。
ハンバーグは焼いた後に冷ましてから1つラップで包んで、フリーザーバッグに入れましょう。ミートボールは、揚げたミートボールをシリコンカップに入れて、上から甘酢餡をかけてた物にラップをかけて冷凍すると便利です。シリコン製の製氷機に入れてそのまま冷凍するのもおすすめです。
お弁当用の冷凍食品を手作りする場合
シリコンカップなどを使うと便利です。ただし、空気に触れる部分が多くなってしまうので、早めに使い切るようにしましょう。
お弁当のおかずの定番である卵料理は冷凍させると食感や味が落ちやすいと思っている人も多いでしょう。冷凍すると食感や味が落ちるのはだしを入れただし巻きです。ただの卵焼きは冷凍が出来ます。1切れサイズに切ってから冷凍してましょう。
冷凍には不向きな豆腐は凍らせると新食感に
冷凍保存に不向きな食材
卵では、前項で紹介しただし巻き卵だけでなく、ゆで卵なども冷凍すると食感が変わってしまいます。じゃがいもやゆでたタケノコなども中の水分が凍ることで解凍したときにスポンジ状になったり筋っぽくなってしまいます。
こんにゃくや豆腐は凍らせると食感が変わってしまう食材の代表例です。しかし、凍らせて食感が変わった食材は「美味しくない」というのが基本ですが、豆腐やこんにゃくはわざと凍らせて食感が変わったことを楽しむ事も出来ます。
豆腐の場合は、高野豆腐に近い食感になります。こんにゃくも冷凍すると歯ごたえが出ます。両方ともお肉代わりに使うことが可能です。
牛脂で炒めたり焼いたりすると、牛脂の香りが移るのでより肉に近い感覚で食べることが出来ます。しっかり目の味付けにするのがおすすめです。