絵の下書きにはコツがあった!重要なのはキャラ設定やアタリ

絵の下書きをする際には、何が重要だと考えていますか?下書きのコツを知ることで、いきいきとした自然な絵を描くことが出来ますよ。

絵に重要なのは意外にもキャラクター設定。ココがぶれてしまうと、不自然な絵が出来上がってしまう場合も!

また下書きにはアタリが必要となります。アタリがなぜ必要なのか、アタリの重要性や、ポイントについてもご紹介いたします。

これからイラストを始めたいと思っている方、絵を描いていても何か不自然さを感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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絵の下書きを描くコツはキャラクター設定

人物の絵を描き始めたものの、なんだかしっくりこなくて何度も描き直すことばかり。まず、最初にどんなキャラクターを描くか具体的にイメージはできていますか?

なんとなく輪郭を描き始め、なんとなく目を描いて髪を描いて…では、途中からどんな表情にすべきか、衣装にすべきかと考えているうちにまとまりがつかなくなったりします。

絵を描き始める前に、今から描くのは男なのか女なのか、何歳ぐらいなのかは最低限決めてから描き始めましょう。

もっといえば、優しい性格、きつい性格、かわいい感じ、かっこいい感じなどもイメージしておくと描き進めやすくなるはずです。

イメージができたら紙の上のどの位置に顔を描くのか、丸と十字でアタリを付けましょう。

この時、何歳くらいのキャラクターを描くかで丸の形が違います。

子供~中学生くらいなら真ん丸に近く、中学生~大人になると縦に長めの楕円になります。

また、女の子は真ん丸に近く、男の子は楕円になることもあります。

顔のパーツが近く丸顔だと子供に見え、面長になって目や口が離れると大人の顔に見えるのです。

これから描く人物が、子供なのか中学・高校生なのか、それとももっと大人なのか。意識して描き始めるようにしましょう。

絵の下書きはアタリをとることもコツです

絵を描く時にはペン入れや本書きの前に下書きをします。下書きの、さらに下書きのようなものがアタリです。

背景でも人物でも、その他の小物でもざっくりとした線で大まかな位置やバランスを考えましょう。

下書きを始めてから全体のバランスを直すのは手間も時間も余計にかかります。アタリの段階で、どこに何をかくかをきちんと決めておくことが絵を描く重要なコツのひとつです。

人物の場合は、顔のパーツや全身のバランスにアタリをとることで描き進んでからのデッサンの狂いを最小限にすることができます。

慣れてくるとアタリをとらなくても上手く描けるようになっていきますが、プロの漫画家でもアタリを入れてから描く人が多いのです。

人物の顔のアタリだけみても丸に十字を書き加えるだけで、およそ向いている方向を示すことができます。

十字線のクロスするあたりから鼻の位置を決め、横線を目安に目を描きます。顔の向きや角度によって体の向きや角度も決まってくるので、よく考えて決定しましょう。

絵の下書きは顔のアタリから!アタリのコツについて

顔のアタリを描いてない人は、まずはおよその顔位置に円を描いたら縦線だけ入れてみましょう。縦線が円の真ん中にあれば正面。右か左に寄っていれば、線のある方を向いているようにみえてきませんか?

丸の形状に違いがあるとはいえ、人の顔を描く時の基本はアタリの円と、向きを決める縦線がベースになります。

そして次に横線を入れることで目の位置や向き、耳の位置もある程度決定します。正面からみた顔の場合は線がクロスする部分がおよそ鼻の位置(鼻頭はさらに下)になりますが、横顔の場合はクロスした部分から少し後ろに耳が来ます。

十字線を意識して描くと、顔のデッサンが大きく崩れるのを防いてくれます。

線のどのあたりに目・鼻・口・耳を描くかは人によって違う場合もありますが、自分なりの描き方が決まれば角度を付けたポーズなどでも応用できます。

絵の下書きのポイントとなるアタリ、体のアタリのとり方

体のアタリをとる

顔のアタリと同様に、体についてもアタリをとると複雑なポーズも描きやすくなります。
半身でも全身でも、関節を意識してアタリを描いてみましょう。

画面のどこに人物を描くか、ごく大まかに。そして頭から順に胴(腰から上・下)、手、足と付け足すと描きやすいと思います。

人間の体は関節から曲がっているので、関節以外の場所からぐにゃぐにゃと曲がった体を描いてしまうとポーズが歪んでしまいます。

アタリの段階で、頭を基準として何頭身あるか、頭に対して腕や足の長さはどれくらいかを意識しましょう。

丸や肉付きのある体でアタリをとるのが難しい場合は、針金人間から始める方法もあります。

手のアタリ

キャラクターの絵を描くうち、慣れるまでなかなか描けない部分の一つが手です。指一本一本の長さや比率は簡単には描けません。

まずは指なし手袋のように親指とそれ以外をイメージして形をとりましょう。

また、繰り返して自分の手を見ながら描く練習をしてみましょう。逆の手を描く場合は、鏡に映した像を見ながら描くといいですよ。

アタリをとった後の下書きの描き方について

人物の顔を描く場合、円と十字だけでアタリをとるのが一般的です。

ただ、十字を描いて横線を目の位置の目安にした場合、クロスする中心が目の間にあたります。

実は、クロスする部分が鼻の頭に来ることを意識してアタリをとる方が、イメージした位置に顔を描きやすいのです。

つまり、円と十字を先に描くのではなく、円と縦のラインを描いた段階で顔の輪郭線は入れてしまいましょう。

そして縦のライン上に鼻の頭の位置を描き入れましょう。鼻そのものを描いてもいいですし、この段階では印を付けるだけでもOKです。

鼻の位置を決めたらそこを通る横線を引きます。

さらに、顔の輪郭(アゴのライン)だけでなく、首から肩付近までも大まかに描いておくことをお勧めします。

顔の輪郭だけを基準にして目や鼻といった顔のパーツを書き入れると、顔全体のバランスが崩れがちになります。

全身を描くためのステップとしても、顔を描く場合でも首あたりまではアタリをとるようにしましょう。

絵の上達のためには、とにかくたくさん描くことが必要です。そして、効率よく上達するためには写真やイラストを見ながら練習したり、アタリでおまかな形がとれるように観察眼を養いましょう。

やみくもに量を描くよりも、コツを抑えながら練習するほうがずっと上達は早くなります。