日本の神社のなかで三大がつくものを特集!詳しく解説します

日本には8万社以上の神社があると言われていますが、誰がご祭神なのか詳しく知らない人も多いでしょう。

また、「三大神宮」や「三大天神」などと呼ばれている神社もあるのです。

今回は日本の神社の中の「三大神宮」「三大天神」「三大八幡」「三大住吉」について説明します。それぞれのご祭神についても理解しましょう。

また、神社にもいろいろな種類があります。神社についての知識を深めてみませんか。

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日本で三大神宮と呼ばれている神社について

日本における有名な場所や物のベスト3を「日本三大○○」という表現で表すことがよくありますよね。

日本が海外にも発信する神社仏閣でも使われる表現です。

その中で三大神宮は日本書紀を元にして考えられるものと、延喜式神名帳の記録を元にするのとで違いがあります。

日本書紀による日本三大神宮

奈良時代に作られた日本最初の歴史書・日本書紀の中に書かれている3つの神宮を三大神宮とした場合は、次の3つの神宮です。

  • 伊勢神宮
  • 出雲大社(出雲大神宮)
  • 石山神宮

 

延喜式神名帳による日本三大神宮

日本書紀より後、平安時代の延喜式神名帳(当時の全国神社一覧)には、次の3つが上げられています。

  • 大神宮(伊勢神宮内宮)
  • 香取神宮
  • 鹿島神宮

ちなみに「神社」と「神宮」の違いに関しては、はっきりとした定義があるわけではないようです。

ただ、一般的には神社は「神様を祀るためのもの」であり、神宮は「天皇やその一族を祀る特別な神社」ということがいえるようです。

三大天神と呼ばれる神社もあります

日本三大神宮に続き、日本三大天神について見ていきましょう。

日本のわらべうたの歌詞に登場することもある「天神様」とは

言葉は多くの人がご存知だと思いますが、天神様が菅原道真(すがわらみちざね)を祀ったものだということは知らない人も多いかもしれませんね。

太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)

菅原道真を御祭神とした天満宮は日本各地にあります。その中のトップである総本山が、この太宰府天満宮。

人望も厚く学識に富んだ菅原道真の墓所もある太宰府天満宮は学業にご利益がある天満宮としても知られています。

北野天満宮(きたのてんまんぐう)

菅原道真が生まれた地であるといわれることから、京都にあるこの北野天満宮も総本山であるとされています。

防府天満宮(ほうふてんまんぐう)

菅原道真に縁があり、天満宮の中でも最初に作られたのがこの防府天満宮だと言われています。

主人を慕う梅の木が一夜にして菅原道真のもとに飛んで行ったという「飛梅伝説」がありますが、多くの梅の木が植えられて春に美しい花が見られます。

日本の三大八幡と呼ばれている神社は「宇佐八幡宮」「岩清水八幡宮」「筥崎宮」

八幡神(はちまんしん・やはたのかみ)を祀る八幡宮は、神社の中でも最も多く存在しています。

日本三大八幡

宇佐八幡宮、岩清水八幡宮、筥崎宮ですが、その後全国的に知られるようになった静岡八幡宮も同程度の知名度があるでしょう。

宇佐八幡宮

交通や海上の安全や願いを叶えるご利益が謳われています。

岩清水八幡宮

厄除けや必勝祈願にご利益があり「八幡御神矢」という破魔矢が有名です。

筥崎宮

国土安寧の神社であることから家内安全や安産など家の中の平穏無事に関するご利益があるとされます。

住吉神社にも「三大住吉」があります

住吉神社に祀られている神様は次の三柱の神様です。

  • 底筒男命(そこつつのおのみこと)
  • 中筒男命(なかつつのおのみこと)
  • 表筒男命(うわつつのおのみこと)

神話で日本の国土を作ったとされる神のうち、イザナギが禊をして体を清めた水から生まれたとされ、海や航海に関する神様とされています。

三大住吉と呼ばれるもの

大阪府・住吉大社

住吉大社は、約2000とも言われる住吉神社の総本山。年末年始の初詣に訪れる人の数は200万人とも言われています。

山口県下関市・住吉神社

武将・毛利元就が寄進したとされる拝殿は重要文化財であり、さらに本殿は国宝に指定されています。

福岡県博多区・住吉神社

住吉神社の中でも一番始めに作られたことから「日本第一住吉宮」とされ、その歴史は1800年以上にも遡ります。

日本の神社の種類について理解しましょう

神宮や八幡宮といった大きな神社の他にも、日本には非常に多くの神社があります。

稲荷神社

庶民も親しみを持って接してきた神社の一つに稲荷神社があるでしょう。

宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)【倉稲魂命(うかのみたまのみこと)とされることも】が主祭神ですが、穀物や稲の神であることから転じて「お稲荷さん」として広く知られるようになりました。

稲が実る姿から商売繁盛や五穀豊穣のご利益があります。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る神社

  • 皇太神社
  • 天祖神社
  • 神明社

ご利益…開運、福徳など

伊弉諾神(いざなぎのかみ)、伊弉冉神(いざなみのかみ)、菊理媛神(くくりひめかみ)を祀る神社

  • 白山社
  • 白山神社

ご利益…縁結び、安産など

素戔嗚尊(すさのおのみこと)を祀る神社

  • 八坂神社
  • 素戔嗚社
  • 祇園社
  • 須賀神社

ご利益…厄除け、病除けなど

多くの日本人は特に宗教を信仰していると思わないうちに、神社と縁があることが多いものです。

生まれてすぐのお宮参りや七五三、年齢ごとの厄払いなどなど。そしてなんといっても初詣には、普段神社を忘れている人まで足を運ぶものです。

近所にある神社がどんな神様を祀っていて、どんなご利益があるかまで考えたことはありますか?

いつもお願いをするばかりではなく、神様の由来なども知ってみると親しみも深くなると思いますよ。