うさぎをお散歩させる時に必要なハーネスですが、自分で作った可愛いハーネスを付けてみたいと考える方もいらっしゃると思います。
そこで、ウサギのハーネスの簡単な作り方をご紹介します。
最近は犬用のお洋服も可愛いものが多く、自分の大切なウサギにも着せてみたいと感じてる人も多いと思います。
まずはシンプルなものから始めて、慣れてきたらお洋服を増やす感覚でかわいいハーネスを作ってみて下さい。
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うさぎのハーネスの型紙の作り方
うさぎのお散歩に必要になるのがハーネスですが、犬用に比べると種類が少ないと思いませんか?
自分好みの可愛いハーネスを着せてみたいなら、手作りするのがおすすめです。
手作りするときに必要になるのが「型紙」です。
うさぎにぴったりサイズのハーネスを作って上げたいなら、採寸して型紙を作りましょう。
首周り、胴回周りで一番太い部分、そしてハーネスの丈となる背中側を採寸すると良いでしょう。
しかし、採寸して型紙を作るのはややハードですよね。
初めて作るならお手持ちのハーネスを参考にするのがおすすめです。
お手持ちのハーネスをなぞって型紙を作りましょう
左右対称でなくては仕上がりが不格好になってしまいますから、型を取るハーネスと型紙は半分に折って作製してくださいね。
型紙を切り取ったら、ウサギちゃんに合わせてみましょう。
丈や腕周りなどを確認して問題なければ、次の工程に進みます。
ちなみに、うさぎのハーネス用の手作り本などもありますから、型紙を作る自信がなかったり、面倒だという方はご覧になってみてくださいね。
うさぎのハーネスの作り方、布の裁断と接着芯を貼る手順
うさぎのハーネスの作り方、次はハーネス作りに必要なものと、縫うまでの手順をご紹介しましょう。
手作りハーネスの材料
- 型紙
- 表生地
- 裏生地
- 接着芯
- バックル(2セット)
- バックル用ベルト2cm幅
- Dカン
表と裏は同じ生地でも構いません。接着芯は厚めのタイプで用意してくださいね。
ハーネスの作り方(布の裁断から縫うまでの準備)
ハーネスは表と裏の2枚の布に接着芯を挟んで作りますから、計3枚の布から作ります。
- 表生地の裏側に型紙を置いて、まち針で留めます。
- 型紙に沿ってチャコペンで線を引きます。
- 2のラインより1cm外側にも線を引きます。(縫い代)
- 3のラインに沿って切り抜きます。
- 裏生地も同様に切り抜きます。
- 接着芯も型紙に沿って線を引き、切り抜きます。
- 表生地の裏側のラインに沿って接着芯を置き、アイロンでしっかりと貼り合わせる。
今回はとてもシンプルなハーネスを予定して作り方をご紹介していますが、お好みで洋服の用にフリルをつけたりフードを付けたりすることも可能です。
フリルなどの取り付けや、刺繍などの装飾はこの段階で行っておきます。
うさぎのハーネスのDカン部分の作り方
うさぎのハーネスの作り方、次はリードをつけるDカン部分の作り方をご紹介しましょう。
ハーネスの作り方(リードを取り付ける部分)
- Dカンに通すベルトを作ります。お好みで表もしくは裏生地から7.5cm×4cmの長方形を切り取ります。
- 切り取った生地の両端を5mm内側に折って、アイロンをかけます。
- 2で折った両端が内側にくるように半分に折って、アイロンをかけます。(幅1.5cmになります。)
- 端から2~3mm内側をミシンで縫います。
- Dカンを通して、ベルトを三つ折りにします。
- ハーネス本体の表生地の首周り中央から3~3.5cm下のあたりに、Dカンが下に来るようにして5を置きます。
- Dカンベルトの上側を3回ほど返し縫いをしながら、しっかりと取り付けます。
- 同様に返し縫いで、Dカン側と、それより5mm程上のラインの計3箇所を縫って、しっかりと取り付けます。
この部分はとても力が加わる部分なのでしっかりと縫い付けてくださいね。
また、生地が厚くなるので、厚地用の針を使うことをおすすめします。
うさぎのハーネスのミシンの縫い方
うさぎのハーネスの作り方、いよいよ本体を縫い合わせる番です。
しかし、その前に、バックルのベルトの取り付けを行いましょう。
ハーネスの作り方(バックルの準備)
- バックル用のベルトは縦半分に折って縫い合わせます。
- ベルトにバックルを通して、お手持ちのハーネスと同じ長さになるように切っておきます。
- ベルトを通したバックルを、表記事に裏向きになるなるように置きます。
- 3回程返し縫いを行い、表生地にしっかりと仮止めします。
- 2セット(計4本)のベルトをしっかり仮止めします。
この段階は仮止めで後で裏返すことになるので、バックルも裏向きに仮止めします。ここで間違えると、仕上がりも反対になってしまうので注意してくださいね。
バックルベルトの長さを調節出来るようにしたい場合には、「コキ」も用意しましょう。
体のサイズが変わる頃のうさぎ用にも、コキを使うのがおすすめです。
ハーネスの作り方(本体の縫い合わせ)
- 裏生地と表生地を、表が内側になるように重ねて置きます。
- Dカンやバックルも内側に入れて整えます。
- 端をまち針で固定します。
- お尻側5cm位を空けて(返し口)、グルリと周りを縫い合わせます。
- 返し口からひっくり返して、角などもしっかりと出して形を整えます。
- 返し口を目立たないように手縫いで縫い止めます。
- 端から2mm程度のラインをグルリと1周縫います。
難しい部分はそれほどないと思います。
注意したいのはバックルの向きと、Dカンなど力の加わる部分をしっかりと取り付けることです。
表生地が薄い場合には、小さく切った生地を接着芯側において、表生地、接着芯、小さな生地の3枚にDカンベルトを縫い付けるようにすると、より強力に取り付けることが出来ます。
小型犬用ハーネスをベースにした簡単なうさぎ用ハーネスの作り方
もっともシンプルなハーネスの作り方をご紹介しましたが、普段裁縫をしない方なら「もっと簡単にハーネスを作りたい!」、そう思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
そういう時にはリメイクがおすすめです。
手に入りやすい小型犬用ハーネスを、うさぎ用に作り変えてしまいましょう。
型紙は、うさぎを採寸して作ってくださいね。
小型犬ハーネスの本体部分を、うさぎ用に小さく加工するので、型紙に合わせて裁断してくださいね。
バックルなどの部品も、うさぎ用に長さなどは調節してくださいね。
うさぎ用に調整したハーネス本体とバックルなどを縫い付ければ、リメイク完成です。
基本的な手順はハーネスの作り方と同じですよ。
小型犬ハーネスにもいろいろな種類がありますが、背中側布部分の多いタイプがおすすめです。
また、紐だけのようなハーネスも、うさぎ用ハーネスの本体部分を作成して、犬用ハーネスのバックルなどを利用する方法でリメイク可能です。
お洋服のようなデザインでハーネスを作ると、更に可愛い仕上がりになります
うさぎのハーネス作りは、フリル多めに使ってスカートのようにしたり、丈を短めにしてベストのようにしたりといろいろなアレンジが楽しめるのが魅力です。
世界に1つだけの可愛いハーネスで、お散歩タイムを楽しんでくださいね。