ジッパーがよく閉まらなくなり、直し方について知りたくなることもあります。なかなか閉まらないジッパーは、どのようにすれば直すことができるのでしょうか。
ジッパーが閉まらなくなってしまうときは、何らかの理由があります。まずはどんな状態で閉まらないのかを確認して、それに合った対処を行いましょう。
ここでは、ジッパーが閉まらない時の状況別の直し方についてお伝えします。大切な衣類を傷つけないように、うまくジッパーを閉めてトラブルを解決しましょう。
ジッパーの直し方が分かれば、お気に入りの洋服も問題なく身につけることができます。
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ジッパーが閉まらない時の直し方・まずはジッパーを戻してみよう
ジッパーが布をかんで締まらなくなった場合には、焦ってガチャガチャと力任せに動かすとますます酷くかんでしまうことになりかねません。落ち着いてスライダーを戻してみましょう。
ジッパーが閉まらない時の直し方!生地をかんでしまった時の対処法
お手柄の友人は「うん、あるんだよ。コツはね、挟まっている布の根元を引っ張りながらジッパーを戻すの」と言っていました。
なるほど、後日そのコツに私もあやからせて頂きました。
私のジャンパーでも生地が薄くて直ぐにんでしまうジッパーがありました。例によってジッパーを上げた時にかんでしまったのですが、先日の友人のアドバイスを思い出し、挟まった布を引っ張るようにして持った状態でスライダーを戻すとあっさりと外れました。いつも簡単にかむのに直すのにはとても時間がかかり四苦八苦していたのですが、このコツを知ってからは手早く直すことができるようになりました。
挟まった布が薄くて少しだけの場合にはスライダーを閉じてしまえる場合もあります。その場合には勢いよく戻すとサッととれる場合もあります。しかし、閉じてしまうと布が切れたりぼろぼろになる可能性も高いので、挟まった布を引っ張りながら戻す方法をお勧めします。
また、引っ張りながらジッパーを戻しても取れない場合には、スライダーとジッパーのかみ合わせ部分(エレメント)の間に細いマイナスドライバーなどを入れて押し広げて布を引っ張って取りましょう。
なかなか閉まらないジッパー無理矢理引っ張って外れた時の直し方
ジッパーの片側が外れてしまう場合もあります。そんな時は、スライダーのエレメントを挟む部分の幅を少しだけ広げてエレメントを挟ませます。
スライダーのエレメントを挟む部分に太目のマイナスドライバーを差込テコの要領で押し広げます。あまり広げすぎるとエレメントを挟めなくなるので、少しだけ押し広げて力を入れてエレメントを押し込んでみます。無理やり押し込む要領で入ったらスライダーを動かしてジッパーが開いたり閉めたりできるか確認します。どうしても挟み込めない場合には更にもう少しスライダーをドライバーで広げて再度試みます。
失敗が許されない高級な品の場合には自分では手を出さずに修理屋さんへ持ち込みましょう。
ジッパーの滑りが悪くなって閉まらないときの直し方
布が挟まってもいないのにジッパーが堅くて閉まらない場合には、スライダーの内部が錆び付いている可能性があります。
スライダー内部のエレメントを挟む部分に油を差してみましょう。使用する油はミシン用の油が最適です。無い場合には食用の油を使用する事もできます。臭いが少なく色が薄いサラダ油や米油がお勧めです。
細い綿棒に浸み込ませてスライダー内部に塗布します。綿棒が入らない場合には爪楊枝の先を堅い机等に押し付けてほぐして使用すると良いでしょう。
ジッパーを閉めても閉まらない!開いてしまう原因と直し方
かなり使い込んでいるとはいえお気に入りのカバンだったので復活して使えるようになったのは大変喜ばしい事です。中にパンパンに物を入れた状態で無理やりジッパーを開け閉めすることが多々あったのでスライダーが段々と開いてきていたようです。これからは物を入れすぎないように気をつけて使用し、また開いてしまった場合にはプライヤーで挟んで直します。